データ
身長 | 40メートル |
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翼長 | 50メートル |
体重 | 2万5千トン |
スーツアクター | 喜多川務 |
概要
平成モスラシリーズ第3作目『モスラ3 キングギドラ来襲』にて登場した怪獣。
グランドギドラの幼体の頃の姿で、キングギドラ初の幼体である。
この事から通称「ヤングギドラ」と呼ばれている。
1億3千万年前の中生代白亜紀の地球に襲来して当時の生態系の頂点に立つ恐竜を絶滅寸前に追いやった(最終的に絶滅に追いやったのは第1作に登場したデスギドラである)。
現代型と比べまだ若くて小さく、首、胴体、足も現代型と比べ細くて華奢な体型で、体重も現代型の半分ほどである。そのためかこの頃は走る事ができたようで、飛ぶ時にはアホウドリのように助走をつけている。また現代型とは角の生え方が違っており、翼の付け根の形も違う。
大人のキングギドラが使う引力光線と違い灼熱の火球(レインボーモスラのバリアで防がれている事から威力はそう高くない)を吐き出す。
この頃はまだ翼から光線を放ったりバリヤーを展開したり出来ないようである。
さらに誘導テレポート能力や子供たちを取り込んだ生体ドームを形成する能力なども持っていないため、恐竜をそのまま丸かじりするようにして捕食する。
幼体でありながら既に成体と同様の凶暴な性格である。
劇中での活躍
余りにも強いグランドギドラを消滅させるため現代からタイムスリップしたレインボーモスラと交戦。最初こそモスラに翻弄されるが次第に優位に立ち、容赦なく翼を喰いちぎり、更には至近距離からの火球の連射でモスラを黒焦げにして追い詰めていく。
だが、洗脳が解けたロラの歌でモスラが復活したことで形成が逆転。毒鱗粉を受けた後に巨大な火山に放り込まれて倒された(モスラも致命傷を負ったため結果的には相打ちとなった)。
ところが、モスラの攻撃でちぎれた尻尾の一部から再生を果たしており、再びグランドギドラとなって現代に復活を果たす。
余談
ヤングギドラは歴代でも最も特徴的な能力のキングギドラだが、実はキングギドラのモデルとなったキングドラゴンことズメイと最も能力が似ている。