概要
原作第5部及び旧アニメシリーズの第5期「セーラースターズ」で登場するセーラー戦士。
シャドゥ・ギャラクティカの奇襲によって故郷であるキンモク星を追われており、アイドルグループ『スリーライツ』として地球へ降り立ち、自分たちの主君である火球皇女を探している。
性別
原作では男装している女性(アニメ版の天王はるかと同設定)だが、アニメ版では普段は性転換し男性になっており、セーラー戦士に変身すると本来の女性の姿となる。
アニメ版では火球皇女がスターライツたちが男性の姿をしていることに疑問を覚えた際には、星野は地球でたった1人の女性(プリンセス)を探すにはこの姿の方が都合が良かったからと説明している。
金木犀の麗人
本作ヒロインの月野うさぎが「月の兎」の伝承に由来するのと同様に、キンモク星は中国の伝説、月に生えているという「月桂」に由来し、スターライツ達はその月桂と関わりを持つ伝説の男、「桂男」をモチーフとしたものと考えられる。
この場合の桂は中国語で「金木犀」を指し示す他、桂男は月を擬人化した異名として使われる他、美男子の意味で用いられるため人気アイドル扮するキンモク星人たる三人を表している。
キンモク星と三つの衛星
アニメ版の描写をみるに、キンモク星には三つの衛星が存在している。
火球皇女はキンモク星の、三人はこの三つの月の守護を持つセーラー戦士だと考えられ、三つの月の名前がファイター、メイカー、ヒーラーと思われる。
ミュージカル版
実写ミュージカルの設定は原作がベースとなっている。
特に、初代キャスト(片山さゆり、小野妃香里、奥山桃子)が披露したコントではキャラの崩壊っぷりが絶大な人気を集めた。
2代目キャストの秋山千夏も、劇中にテナーサックスの生演奏を披露したりと、非常にパフォーマンスが豊かであった。
なお、セラミュの役者兼振り付けも行っていた遠藤あど氏がおまけムービーにおいて、「初代はアイドルみたいだったけど、2代目は戦士って感じ(部分要約)」と語っている。
楽曲リスト
アイドルグループのスリーライツとして各媒体ごとに楽曲を披露しているスリーライツ。
上述の通り火球皇女を探すための歌なので彼女に向けたメッセージが盛り込まれた楽曲が多い。
アニメ版
曲名 | 概要 |
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流れ星へ | 旧アニメ版の火球皇女に向けた歌 |
とどかぬ想い -my friend's love- | 旧アニメ版の曲、片思いを歌った歌 |
ミュージカル版
曲名 | 概要 |
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Chasin' After You | バンダイ版の火球皇女に向けた歌 |
See Me, ぼくたちの時代 | バンダイ版の歌 |
Wandering Stars | ネルケ版の火球皇女に向けた歌 |