ボンジュ~ル、概要だよ~☆
ノワール伯爵の部下で、通称「みわくの道化師 ディメーン」。その通称のように道化師のような容姿をしており、常に不敵な笑みを浮かべている。テーマ曲は通称と同じで、戦闘曲は「イッツァ ショータ~~イム!」である。
名前の由来は恐らく「次元」を意味する「ディメンション」。英語版での名称は「Dimentio(ディメンティオ)」。
様々な魔法が使える「魔法使い」であり、特に次元魔法や分身を使った攻撃を得意とする。
フランス語交じりの他者を惑わす掴み所のない言動が特徴。「んっふっふ」と笑いつつもペーパーマリオでは珍しい黒い発言が多く、同作のキャラクターの中でも人気が高い。
また、他のキャラクターをニックネームで呼ぶ特徴を持つ。
勇者側であるマリオは「ヒゲヒケくん」か「ムッシュ・ヒゲヒ~ゲ」、ピーチ姫は「マドモアゼル・ピーチ」、クッパは「トゲトゲくん」か「ムッシュ・トゲト~ゲ」、ルイージは「ルイルイくん」と呼んでいる。
一方のザ・伯爵ズはというと、ノワール伯爵は「伯爵さま」(素では「伯爵」)、ドドンタスは「ドドンタくん」、ミスターLは「エリリン」、マネーラとナスタシアは呼び捨てであった。
ただし、最終面において「マリオ」や「ルイージ」と呼び捨てにしていることから、ドドンタスとは違って、本名をちゃんと認識しているようだ。
ステージ1-4『いせきとカイブツ』で初登場。その時に「あっさり目的を果たしちゃったらつまらないだろう?」と言ってズンババを狂わせた。ステージ3-3『のぼって!のぼって!えんやこら』にてあらゆるステータスが256倍に跳ね上がる「ディメーン空間」へとマリオ達を召喚して勝負を挑むが、同じ空間にいるために両者のステータスが256倍になっていたので、全く意味をなさなかったというドジを踏む。
(※ただし後述する理由から「演技だったのでは?」と考えているプレイヤーもいる。)
伯爵の部下であるが、さりげなくマリオ達を試すような行動や、冒険の手助けをしていたりと、彼の行動には謎が多い。ドリンクバーの話によると「彼が一体何者で、どこから来たのか誰も知らない」らしく、まさに謎の人物である。また、彼自ら伯爵に仲間にするよう持ちかけたらしい。伯爵は1度その申し出をはねのけたものの、「黒のヨゲン書」に彼らしき人物が書かれているのを発見し、結局は仲間にすることにしたようである。
その正体とは?(ネタバレ注意!)
実は真の黒幕ともいうべき存在であり、本作のラスボスでもある。伯爵やマリオ達を利用し、コントンのラブパワーを使って「新世界の王」になろうと目論んでいた。
目的のためなら非情な行為も厭わない腹黒く冷酷な精神の持ち主。作中でピーチ姫を助けるなど援助行為をしていたが、それらはすべて彼の策略でありマリオ達を利用していただけにすぎなかった。
マリオ達に伯爵を倒してもらい、その後コントンのラブパワーを奪うという算段。
「ルイージ=ミスターL」である事を知っていおり、ミスターLがマリオ一行との二度目の戦いで負けた時は彼をアンダーランドに送り飛ばし、暗黒城ではディメーンとルイージの一騎打ちが行われることになる。
最終面では「コントンのラブパワー」とその雛形となった「ミドリのオトコ」ことルイージと融合し、スーパーディメーンとなる。
その時の戦闘BGMである「サイコーのショー」は彼らしくエキセントリックな曲調から人気が高い。
結局彼の望む世界がどんなものか、彼の正体が一体何者だったのかは、最後まで明かされることはなかった。
ただドリンクバーで最後に聞けるクイーンフェアリンの話で事故で亡くなったとされる大魔法使いの息子が実は奇跡的に生きていたという説があるという。
その大魔法使いの血を受け継いだ彼はどうなったのか?幸せになれたのか?それとも…
やっていること自体マリオキャラの中では、バツガルフやマジョリンやゲドンコ星人やSSカンパニーと肩を並べられるぐらい悪辣だが、謎の多さと独特な口調などから不思議と悪辣な感じがしない。
台詞
「フフフ…キミはボクだけのものだ…ルイージ!」
「そうかい、そうかい…。時間のムダだったね。じゃあさっさと死んでくれるかい?」
「さあ…サイコーのショーの始まりだ!」
「じゃあ、そろそろ始めようか?ボクが全てを手に入れ…新世界の王になるための戦いを!」
さぁ、サイコーのイラストの紹介だ!
関連タグだよ、んっふっふ
(※そっくりさん。特に前者2人はピエロ繋がりでもある。良く一緒に描かれることが多い)