概要
カードテキスト
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「HSR魔剣ダーマ」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):自分の墓地の機械族モンスター1体を除外して発動できる。
相手に500ダメージを与える。
(3):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドにカードが存在しない場合、
自分メインフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。
解説
貫通能力や蘇生効果などを持ったレベル6シンクロモンスター。名称には、魔剣とけん玉の掛詞が含まれている。
レベル6モンスターの中では控えめなステータスであるが、素材の縛りは特になく、効果も貫通効果やバーン、蘇生など多彩なものとなっている。
(2)の効果は、墓地アドバンテージ消費に反して控えめな量だが、(1)による貫通ダメージを与えた後のダメ押しなどに役立つこともある。また、長期戦寄りの戦術になりがちだが、構築次第では『星邪の神喰』との併用も見込める。ただ、墓地利用の多いスピードロイドにとっては相性のいい効果ではないので、多用は難しい効果でもある。
(3)は条件つきの蘇生効果。この効果による蘇生はバトルフェイズ前後などのタイミングに関する制限はないものの、モンスターだけでなく魔法などもない状態と使用条件が厳しいうえ、通常召喚ができなくなる縛りもあるため、こちらも多用はしづらい。
『激流葬』やミラーフォースなどによる全体除去を受けた後のアフターケアとしては悪くないため、基本的には除去に対する牽制や保険として使われることになるか。
召喚に対する手間に見合った性能はそれなりに持っているものの、このカードの登場前後に縛りのないレベル6モンスターが複数登場しているほか、『マクロコスモス』や『王宮の鉄壁』の影響下では機能不全になってしまう効果もあるため、考えなしに投入するのは難しいモンスター。
もっとも、風属性や機械族モンスターとして見れば有用であるため、特殊召喚の際に属性に関する縛りが起こり得る【ガスタ】や、風属性や機械族以外のモンスターに関する制限を持つモンスターを抱える【幻獣機】などでは採用の余地はあると思われる。
