概要
中国共産党中央委員会総書記は中央委員会全体会議によって選出される。中国共産党の規約によれば、総書記は中央政治局常務委員から必ず選出することになっている。総書記の職務は、中央政治局、中央政治局常務委員会を招集して党の意思決定を行うほか、中央書記処を主宰して党の日常業務を指導することである。
中華人民共和国憲法前文において、中国共産党が国家を指導していくことが謳われているため、総書記は中国共産党と国家の最高指導者とされる。
歴代の総書記
建国前
初代・陳独秀(1927年)
2代・向忠発(1928年~1931年)
3代・博古(1932年~1935年)
4代・張聞天(1935年~1943年)
建国後
初代・胡耀邦(1982年~1987年)
2代・趙紫陽(1987年~年1989)
3代・江沢民(1989年~2002年)
4代・胡錦濤(2002年~2012年)
5代・習近平(2012年~)
※太字は中国の最高指導者としての総書記になった人物。