概要
総書記とは中国共産党、朝鮮労働党の最高指導者あるいは党首に相当する役職のことである。特筆事項がない場合は朝鮮労働党の金一族の役職を表すことが多い。かつては、金正日の代で「永遠の総書記」と定められ一旦廃止されていたが、2021年1月10日に金正恩が再び復活させ、自ら就任した。なお、「総書記」はマスメディアの呼称であり、現地である北朝鮮では「総秘書」と呼称されているという。
中国では、総書記と国家主席は異なるポストとして扱われるが、総書記(党の代表)と国家主席(政府の代表)は兼任して就任することが慣例となっている。