概要
FA-100Sフルアーマー百式改はエゥーゴのMS。M-MSVで設定された。
火力は高いが運動性がやや低下している。
固定武装として新たにメガ粒子砲、炸裂ボルトを装備。肩に増加装甲がついたため、胸部から肩に向けてついている放熱板に「百改」と書かれている。
『UC』の外伝作品として描かれている『機動戦士ガンダム UC0096 ラスト・サン』では、連邦宇宙軍の特殊部隊『レイヴン隊』の一員となったマーティン・マータフ大尉の乗機として登場。同部隊のガンダムデルタカイと共に宙賊のビグロを撃破するという快挙を成し遂げた。
武装
ビーム・サーベル
ビーム・ライフル
これらは通常の百式改と同様のもの。フルアーマー百式改でも使用可能である。
ロング・メガ・バスター
本機のために新たに用意された携行兵器。射程・威力ともに通常のビーム・ライフルより遥かに高性能であり、スパロボにおいてはメガ・バズーカ・ランチャーに相当する兵器として扱われていることも。
関連機体であるガンダムデルタカイやデルタプラス(小説版のみ)にも装備されている。
ビーム・キャノン
バックパックに2門増設されたビーム兵器。使用する際には肩付近の装甲板を前方に倒してからキャノンを展開する。
胸部メガ粒子砲
胸部の増加装甲中央に配置されたメガ粒子砲。ハイメガキャノンとも呼称され、ZZガンダムのそれと同様に威力は絶大だが、発射後は出力が極端に低下して行動不能となる。
バトルオペレーション2では出力を落とされているのか、火力は控えめだが行動に支障が出ることなく使用可能である。
炸裂ボルト
前腕部装甲に装備している兵器。増加装甲のパージ用装備を攻撃に転用する兵器で、榴弾をショットガンのように敵機に浴びせる近接戦用の攻撃に使用される。ただし火力は低く、関節やカメラなどを潰すことができる程度である。
スーパーロボット大戦などではボルトが電撃のボルト(volt)と解釈されているのか、前腕装甲をナックル状に展開して電撃を浴びせる兵器となっている。
ミサイルポッド
2連装のミサイルを左右の脇腹と脚部に装備。
リフレクターパネル
肩付近の装甲板の裏面はリフレクターパネルとなっており、前方に倒すとIフィールドを展開することが可能。
ゲームでは
主にスパロボやGジェネなどのシミュレーション・SD作品に登場。
百式系の到達点の一つとして、機動性はともかく攻撃と防御に長けた高性能機体となっている。
『スーパーロボット大戦』シリーズで登場した場合、クワトロ・バジーナの搭乗機として百式か百式改から乗り換えるか機体を改修することが多かった(近年は百式自体が最後まで戦えたり、初期のようにサザビーに出番を譲るかしている)。
いわゆるリアル体型でのゲーム出演は少なかったが、MSV作品の参戦も多いバトルオペレーション2で晴れて参戦。アクションゲームで本機を扱える貴重な機会でもある。
650コストの支援機であり、機動性は支援機としては速めのブーストや旋回、防御面では高い耐性と胸部Iフィールド、攻撃面では攻撃補正こそ控えめだが武器性能が高めと走攻守の全面で優れた支援機となっている。