概要
アスカが発見したスティライザーにアバレッド、アバレブルー、アバレイエローのダイノガッツを集中する事でアバレッドが変身する形態。この形態になるとブルーとイエローの変身が解除されてしまうが、後に克服した。また自分を応援する人々のダイノガッツで変身することもできる。
アバレッドの3倍の戦闘力を持ち、落ち着いた喋り方になる。
マックスフィールドと呼ばれる特殊空間を展開することでさらに戦闘力を倍増する事が出来、通常形態では勝てなかったアバレモードのアバレキラーやキラーゴーストにすら圧勝する事が出来る。
その力たるや、初戦ではアバレキラーの攻撃を難なく片手でいなし、逆にスティライザーで殴りつけて何メートルも吹き飛ばし、壁を蹴って戻ってきたアバレキラーをオフェンスモードですれ違いざまに切りつけ、これまでの鬱憤を晴らすかの如く連続攻撃を浴びせ一方的に撃破したほど。
第29話にてアスカの見た夢の世界でシルエットという形で初登場、これがスティライザーを捜索するきっかけとなった。
名前は今中笑里が命名した。
装備・技
- スティライザー
アスカが滝壺で発見した石板を剣で盾の形に整え、アバレンジャー3人のダイノガッツを込めて誕生した武器。
普段はブルーのトリケラバンカー以上を誇る楯形態「ディフェンスモード」を取っているが、収納されている刃を引き抜くことで攻撃形態「オフェンスモード」になる。
またバキケロナグルス、ディメノコドン、パラサロッキル、アンキロベイルスの心が一つになると「サモナーモード」と呼ばれる形態になり、マックスオージャと合体させマックスリュウオーへと合体させる。また、遠距離戦ではアバレイザーを使用することも。
- 必殺スラッシュマキシマム
オフェンスモードのスティライザーにダイノガッツを集中させ、斜めに切り裂く。
- 大気爆裂マックスフィールド
ダイノガッツと空気中のイオンが結びつくことで発生する戦闘空間。アバレマックスの戦闘力を最大限にまで引き出せる。また、空間内には蜘蛛の巣のようなオブジェが存在していて、これで相手を捕縛することができる。
備考等
登場時から圧倒的な活躍を見せつける。これまで全敗で、ほとんどダメージさえ与えることが出来ず悔しい思いばかりしてきたアバレキラーのゲームに対して初めて完全に勝利し、今後の反撃のきっかけを作ることとなる。続く話では巨大メカ相手にそのまま挑んで、返り討ちに遭いそうになるも、実質新ロボの販促回であったため、負けてしまったとは言い難い。しかも、挽回するかのように、キラー戦直後にもかかわらず、最初から巨大化しているギガノイドに踏みつぶされそうになった際、防いだだけでなくそのまま転倒させている。
最初の頃は、変身の際にダイノガッツを分ける際に二人が疲れて変身までも解けてしまう弱点があったが、すぐに克服している。
終盤でも単体での出番に関してはほぼ無敵と言っても過言ではない戦績を叩きだす。しかも、当時の特撮は、全般的に暗くシリアスな作風を持ち味としていたこともあってか、カタルシスはかなり大きい。また、ロボのためだけにこの形態となることも多くなった。
まともに挑んで敗北したのは、ラスボス格のデズモヴォーラ戦だけである。
関連タグ
マックスリュウソウレッド:4代目恐竜戦隊に登場するレッドの強化体で『マックス』繋がり。