ユウ・カジマ
ゆうかじま
ユウ・カジマとは、今やお目にかかれないゲーム機であるセガサターン用のゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』の主人公。また、ゲームのプレイヤー自身でもある。
概要
MSの運用データの収集を任務とする部隊、モルモット隊所属のエースパイロット。
階級は少尉。寡黙な性格。
名前の由来はYOU(あなた、つまりプレイヤーのこと)。
MS乗りになる前は戦闘機のパイロットで、MSとの戦いを経験したことで身をもってその威力を知り、MSパイロットに転進した。
腕前はシミュレーター上のアムロ・レイのRX-78-2 ガンダムに勝つほどである。
暴走したブルーディスティニー1号機を撃退した際の戦いぶりが評価され、その新たなパイロットとして選出され、EXAMシステムを巡る戦いに巻き込まれることになる。
異名は「蒼い死神」と「蒼い稲妻」。
前者は1号機の機体色からの呼称で、ユウを指し示しての異名ではない。
後者はオペレーターのモーリン・キタムラが考案したもので、ユウ本人や他の人からは呼称されていない。
EXAMシステムを巡る戦いの後は、仲間達とア・バオア・クーの戦いに参加。ここでの乗機はジム・コマンドである。
ここで今までの戦績が悪いと戦死してしまう。仲間も全滅扱いになってしまう。
一年戦争終結後も地球連邦軍に身を置き続け、第二次ネオ・ジオン抗争の際はアクシズの降下阻止にジェガンで参加した。階級は大佐になっている。
映画のラストで、アクシズから弾かれたギラ・ドーガの手を掴んだ機体に乗っていたのがユウらしい。
設定
プレイヤーの分身と位置づけられているため、ゲーム上では台詞は存在しない。故にまったくしゃべらない。
小説版や漫画では普通程度にしゃべっている。
ゲーム『ギレンの野望』『GGENERATION』の各シリーズでは「全く台詞を発しない無口なキャラクター」として描写したため、「ユウ・カジマ=無口」という認識が広まった。
最近のゲームでは普通にしゃべっており、担当声優も用意されている。