概要
死徒二十七祖十四位。本名はヴァレリー・フェルナンド・ヴァンデルシュターム。
魔城のヴァン=フェムの異名を持つ死徒の大魔術師。最古参の死徒の一人。
表向きはモナコに拠点を構える大企業「V&Vインダストリィ」の社長。よくエコロジーについて考えているとか。
第一次世界大戦頃から吸血行為抜きで勢力を拡大したという。たまに船上カジノに現れた人々の挑戦を受けたりするらしい。
フィナ=ブラド・スヴェルテンに自らが作り出した第五城「マトリ」を破壊された為、アルトルージュ派を嫌ってるが白翼公派は古いと考えてるため距離を取ってる。
『月姫2』では自身は動かないが白翼公派に出資をするらしい。
衛宮士郎が彼のカジノ「フェムの船宴(カーサ)」に参加することが語られている。
かつての旧知である魔術師、メサラ・エスカルドスの末裔のフラット・エスカルドスとは先述のカジノで知り合い、その後も付き合いがあり、連絡先を交換している。エスカルドス家の大望についても知ってるらしく、フラットの特異性を知ったときには彼の先祖を称賛した。
明確に出番が与えられたのは『Fate/strangeFake』が初。
挿絵などで姿は見られなかったものの、携帯電話越しに野良の吸血鬼であるジェスター・カルトゥーレに大打撃を与えることになる。
フランチェスカは過去に彼にちょっかいを出したが返り討ちにされ、ギャフンと言わされたという。
その言動や行動から人類に肯定的な死徒ではないかと思われるが詳細は不明。
余談
魔法使いの夜では社員全員が吸血鬼の会社を持つ死徒の話が出ているが、設定が変わったということがない限りはヴァンとは別人である(ヴァンは社員の血を吸っていない)。