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ミレリア=Q=メルロマルクの編集履歴

2021-01-31 21:35:36 バージョン

ミレリア=Q=メルロマルク

みれりあくいーんめるろまるく

ミレリア=Q=メルロマルクは、小説「盾の勇者の成り上がり」の登場キャラクターである。

概要

CV:井上喜久子

物語中盤に登場したメルロマルクの女王。メルロマルクにおける権力第一位。

紫色の髪で20代に見える美女。適正魔法は


盾の勇者の成り上がり

外交のためにメルティと共に他国へと出張していた最中に、オルトクレイと三勇教の暴走により自国で勝手に四聖勇者を全員召喚されてしまう。そのため世界会議にて激怒する各国の代表を相手に戦争を回避しようと物語の裏で孤軍奮闘し国を守っていた。

外交などをするだけあり頭脳は明晰で「メルロマルクの雌狐」とも呼ばれているが、シルトヴェルトとの戦争に勝利し「英知の賢王」と呼ばれていた全盛期のオルトクレイには劣る模様。


帰還後はオルトクレイとマルティの蛮行を尚文に謝罪、その際に彼らの王権を剥奪、死刑を求める尚文に「王族を安易に殺すと諸外国からの評価に影響する」と告げた上で「もっと苦しめた方がいい」と提案し、尚文が望んだ改名の罰を与えた。

また尚文が起こした犯罪まがいのトラブルのもみ消しや奴隷商の斡旋などをしていたことも暴露する。

以後は盾の勇者一行のバックアップを行う。


霊亀戦後は国の復興資金に充てるため金銭面での援助はできなくなったが、領地や物品などで支援を続行した。

それと同時に行方をくらました三勇者の捕縛を尚文に依頼する。


鳳凰戦後にフォーブレイへ訪問した際に、王を殺して国を乗っ取ったタクトの攻撃によって致命傷を受け、撤退後に治療を受けるが回復が叶わずオルトクレイに後を託す遺言を残して死亡する。

皮肉にもこの出来事がオルトクレイを盲目的な家族愛から目覚めさせる要因になった。


web版の女神戦では女神の手により復活させられ、尚文達の敵に回った。

しかし、クズの手によって助けられ、最終的には女神の討伐に協力している。


その後はメルティに国を託して余生を過ごし、夫ともにメルティの補佐を続けたという。

エピローグの歴史書には「死んだ女王は影武者だった」という定説が通例となされた。


人の上に立つゆえか自分の娘を勇者と婚姻にこぎつけようとさせたりと政治利用しようとするなど少々ドライな一面もある。


王族の名目で暴虐をやらかしたオルトクレイに対しては口答えするならば魔法で氷漬けにしたり、裸の王様のような格好をさせて(さらには助けないようにと自分のサインの入った札まで下げさせた状態)城内を一周させる等苛烈に扱う。

しかし「英知の賢王」だった頃のオルトクレイには相当に惚れ込んでいるらしく、「昔はすごかった」「彼の知略と強さに心を奪われた」と彼の活躍を惚気ることもある。


メルティの事は優秀な後継者として大事にしているが、マルティはどれほど教育で手を尽くしても素行や人間性は改善どころか悪化するばかりだったため、もう娼婦以下の何かくらいにしか思っておらず、これ以上問題を起こしたらフォーブレイ王へ嫁がせる(=豚に侵されて死ねという死刑宣告)つもりだった。


趣味は伝説の探求(と尚文から分析されている)。

夫が杖の勇者に選ばれた事とその活躍ぶりから勇者伝説に強い興味を示し、歴史の真実や客観的視点を知る事で現在の認識に感性が切り替わっていったらしい。

尚文達のクラスアップの際にフィトリアにまつわる出来事を聞かされて、目を輝かせながら「私もフィロリアルの女王に会ってみたかった」と残念がり「重要なのはそこじゃねえだろ」と尚文にツッコまれるという、少々天然ボケめいた一面を垣間見せていた。

またメルティ同様フィロリアルが好きな一面もあり、メルティのフィロリアル好きは親からの遺伝だった模様。


web版と他コンテンツでの差異

書籍・漫画版では霊亀戦でフィトリアという伝説の目撃者となった興奮に馬車へ退避する事も忘れ、眼前に展開する圧倒的な光景(霊亀対フィトリアの怪獣大決戦)に息を呑んでいた。

またフィトリアが霊亀内に突入するために馬車の眷属器を出した際には驚きの表情を見せていた。


アニメ版では滞在先であるフォーブレイから盾の勇者の安否を心配したり、尚文達と合流直前に兵士達に教皇討伐を宣言する等彼女視点の場面が挿入されており、原作での初登場場面である教皇戦よりも前から登場機会が増えている。


Mirelia Q Melmorac

また教皇戦とカルミラ島の波での戦装束姿、21話で尚文を見舞った際のお忍びのドレス姿と書籍版でのドレス姿以外にも様々な服装を披露した。


21話ではオルトクレイとマルティの悪行を国民に見せる弾劾裁判を行い、その際に二人に死刑を言い渡しその日に執り行おうとする。

しかし尚文に言い渡した時と執行する際の手が震えている事から戸惑いを見せており、それらを察した尚文から改名を提案される(web・書籍原作と漫画版とは互いの言動が逆転している)。それでも尚文が死刑を望むのであれば自分の命と引き換えにしてでも二人の助命を願うつもりだったらしい。

趣味の伝説の探求に関しても映像面での掘り下げが行われており、メルティからフィトリアの話を聞いた際に驚きと共に顔を蕩けさせる一面も見せた。


(真)槍の勇者のやり直し

シルトヴェルト編から登場。

元康からは女王と呼ばれ、フィーロたんの婚約者であるメルティの母親という事もあって人間として視認できている。

またメルティが産まれる前の第二子として息子シゼルも授かっていたが、シルトヴェルトとの和睦に際して起こった毒殺事件で死亡し、そのことでオルトクレイとの間に溝が出来てしまった過去がメルロマルク編で明かされた。


シルトヴェルト編では姿こそ表さなかったが、映像を介してメルロマルク(三勇教)軍の進行を取りやめて、シルトヴェルト軍とシルドフリーデン討伐の協力体制をとる。


フォーブレイ編では三勇教の暴走により帰還がままならずフォーブレイに亡命していたが、四聖勇者の協力で無事に国を取り戻し、帰還に成功する。

その際に赤豚に愛想を尽かしたクズの亡霊に杖を託されて杖の勇者となる。


ゼルトブル編では勇者召喚初日にフォーブレイに滞在していたところを元康に連れられメルティと共に緊急帰国。勇者達と共に赤豚が行った冤罪事件を覗き見て、本編よりも早くに国の膿を穏便に取り出すことに成功する。

ラフタリア救出の際にも抜き打ちの査察と称してメルティと共に同行、彼女に自身の国で行われている亜人差別の一部始終を見せる。


真・やり直しのシルドフリーデン編ではシルドフリーデンの統治を行う尚文一行のバックアップを担うも、終盤起こったタクト一派とクズが起こしたテロ活動でメルティと共に人質にされる。

尚文の仲間達に救出されアトラとフォウルを介してクズを説得するが、業を煮やしたタクトに本編同様重傷を負わされてしまうも尚文と元康の尽力で一命をとりとめる。


伝承のフィロリアル編ではフレオンの飼い主であるフィロリアル仙人と幼少期に面識があった事が判明する。

マルティがウロボロスの眷属と化した直後には前述した息子シゼルの毒殺事件を当事者の観点から尚文達に語った。

絶滅したと思われていたフィモノア種をその目で見た事でアニメ版さながらに喜ぶ一面を見せた。

胃が痛くなる本編の出来事(霊亀戦やタクトのクーデター等)が悉くなくなり女王としての仕事を続けていたが、ある日幽閉していたクズが失踪するという事件が起きてしまう。

それからさらに経った最後の波において鉄仮面を被り神鳥騎士団を率いてグラス側の異世界から帰還したクズと再会。

その姿に夢見る乙女のように頬を染め、メルティにもその素晴らしさを説いたり、アイドルのファンのごとくクズにエールを送る等さらに魅了された。

この出来事の後、お忍び姿でメルフィロの応援をしに行ったらしい。何やってんだ女王


関連タグ

盾の勇者の成り上がり 盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧

ミレリア 女王 


メルティ=メルロマルク マルティ=S=メルロマルク オルトクレイ=メルロマルク32世

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