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ストロングザボーガーの編集履歴

2021-02-06 16:46:43 バージョン

ストロングザボーガー

すとろんぐざぼーがー

電人ザボーガーに登場する。電人ザボーガーの強化形体。 ここでは、ザボーガーと合体する「マシン・バッハ」と、それを駆る「松江 健」についても併記する。

概要

恐竜軍団のメカアーミィにザボーガーが倒されたあと、パワーアップした姿。

武田博士は「ザボーガーは基本設計が完璧すぎて改良の余地がない」と悩んだが、マシン・バッハとザボーガーを合体させるというアイデアを出してこれをクリアした。


誕生までの経緯

Σ団の壊滅後、出現した魔神三ツ首が率いる恐竜軍団。その幹部である悪魔ハットは、メカアーミー・ガラキを差し向ける。それに立ち向かう大門とザボーガーだが、ガラキは強力で、ザボーガーのいかなる武器も通用しなかった。そのまま敗退してしまう大門とザボーガー。

大門はザボーガーのパワーアップを行うべく、父・大門博士の親友の、武田博士と相談。しかし博士は、「ザボーガーの完璧なメカニズムに改良を加える余地はどこにもない」と返答。

だが博士は、「マシーンザボーガーに、マシン・バッハを合体させよう」と提案する。

そのためには、松江健の協力が必要。健は当初意固地になって断っていたが、幼馴染の由紀の説得で承諾。マシン・バッハにダイモニウムを取りつけ、合体可能に。

当初、合体テストは失敗が続いていたが、改めて恐竜軍団とガラキが出現し、由紀たちはさらわれてしまった。

皆を助けるため、追い詰められた大門と健は今一度合体を試みて、ついに成功させる。パワーアップしたザボーガーは、ガラキを圧倒し粉砕。由紀たちを助け出した。

大門はこの新たザボーガーに、


強力なザボーガーができた。ストロング……そうだ、ストロングザボーガーの誕生だ!


と、命名するのだった。


ロボットとしての「ストロングザボーガー」

マシーンザボーガーと、マシン・バッハが合体して完成する。

ザボーガーは元からロボットとしての完成度が高いため、手を加える余地がなかった。そのために、二台のオートバイの合体による強化策がとられた。

その攻撃力と防御力は、ザボーガーを遥かに上回り、恐竜軍団のメカアーミーに苦戦する事無く、ことごとく倒していった。

合体に際しては、大門と健の両者が心を一つにしないと成功しない。

ザボーガーとは異なり、大門のみならず、健の命令にも従う。


ザボーガーとの差異は、

  • 顔面部に、両耳のブーメランカッターと一体化したマスクが追加。
  • 胸部装甲の追加。
  • 両腕が肘部分まで装甲が追加。
  • 両足下腕部に、装甲が追加。
  • 両腰にストロングバズーカを装備。

武装

ロケットチェーンパンチ

チェーンパンチの強化版。肘部分からチェーンで繋がったパンチを放ち、打撃を与える。ロケットの推進力により、その威力は更に倍増している。主に右手を発射。

二連続で発射する「ダブルロケットチェーンパンチ」は、さらに強力。

ジェットブーメラン

両耳のブーメランカッターと一体化した、頭部のマスク部分を発射する。そのまま回転して相手を切り裂き、ダメージを与える。

単なる切断のみならず、メカアーミーの身体を貫通するほど強力。

ストロングバズーカファイヤー

両腰の二門のバズーカ砲を用いた必殺技。速射破壊銃同様に止めの一撃として用いられ、数々のメカアーミーを破壊した。

マシン・バッハのバッハボルトを利用した武器と思われる。


マシン・バッハ

松江健の愛車であるオートバイ。

フロント部に、二門のバズーカ砲「バッハボルト」を装備している。バッハボルトはマシンに搭載した状態での発射以外に、健が取り外して、肩に担いで発射する事もできる(この時には、健は『ガッツ・ボルト』と叫ぶ)。ただしその状態では、メカアーミーを破壊するほどの威力は無い。オートバイとしての性能は、マシーンザボーガーと同程度。

製作者などは一切が不明。また、なぜ健がこのマシンを所有しているのかも、劇中では説明がない。

ダイモニウムを取り付ける事でマシーンザボーガーとの合体が可能となり、ストロングザボーガーを誕生させた。

松江健

浅尾博士の娘で幼馴染の少女・浅尾由紀を守るため、大門とともに恐竜軍団と戦う青年。

血の気が多く、考えるよりも行動するタイプで、それ故に失敗することも多い。また、意地っ張りで融通が利かないものの、由紀の言う事は大抵素直に聞く。

当初は大門を快く思わず、テント暮らしをしていた。しかし後に打ち解けて、ザボーガー基地で一緒に生活するように。

その素性は劇中では明らかにされておらず、なぜマシン・バッハを所有しているのかなどは一切不明。


プラモデル化

放送当時、青島文化教材社ことアオシマより、プラモデル化。

その際、『合体マシン』として、頭部、腕、足、胴体の四種に分解され、四機を購入し合体させる事で完成するプラモデルが発売された。

後に成形色を青色に変更、頭部パーツを新規造形した流用商品「アストロン」として発売される。

詳細はアストロン(アオシマ)を参照。


劇場版では

2011年の劇場版では登場の経緯が大きく変わっている。


ザボーガーは第1部ラストで半ば大門と仲たがいする形で破壊されたのち、Σの手に落ち、Σザボーガーとして再生される。第2部の前半で大門に襲い掛かるのだが(操っていた秋月玄曰く「お前の言うことなど聞かん!メッチャ怒ってるからな」)、大門とミスボーグの娘であるAKIKOに破壊される。

この破壊されたザボーガーを大門が改修してストロングザボーガーとして復活する。


オリジナルとの違いは、合体式ではなく直接バイク形態に変形する、ストロングバズーカがない代わりに腰部にジェット推進機が装備されており飛行が可能、胸部に新装備のダイモニウムキャノンが内蔵されている、など。


関連タグ

電人ザボーガー

恐竜軍団

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