※メイン画像左端のロボット。
概要
1979年に、マッハバロンのリデコ商品「ドライガー」と共に発売された合体プラモデル。
頭部のみ新造形で、それ以外は「電人ザボーガー(正確にはストロングザボーガー)」の成形色を、青および銀色に変更した製品である。
頭部は新造形で、胴体部分はストロングザボーガーをそのまま流用している。成形色は、両腕と腰部、ストロングバズーカのパーツ、両足部分が銀色で、大腿部と上半身、頭部が青色。
「ミニ合体プラモデル」シリーズとして、以下の四種のミニ合体マシンのプラモデルが発売された。
- 1号・頭部を合体させたマシン
- 2号・車輪やマジックハンドが胴体に装着
- 3号・脚部を双発式ロケットに合体
- 4号・巨大な前輪の3輪車に両腕を合体
他のミニ合体シリーズ同様、余剰パーツを合体させてオリジナルメカを作れる。
ドライガーやガイガンダーなどと同様、ロボとしての設定は不明。
エヴォリューショントイ版
2015年にエヴォリューショントイから発売された、ダイナマイトアクションのラインナップにて。青色の限定カラー版・ストロングザボーガーが発売された。これは、ストロングザボーガーのカラーリングを、アストロンのそれに変更した商品である。
この限定カラー版に、同じくエヴォリューショントイのダイナマイトアクションから発売された、アトランジャーのリデコ製品「エクスチェンジャー」に付属しているシークレットボーナスパーツの頭部を青く塗装して合体させれば、アストロンを再現できる(頭部パーツはドライガーのものもあるので、同シリーズのマッハバロンの首と交換すれば、なんちゃってドライガーになる)。
また、ストロングザボーガーの同製品は、2018年にアオシマとコラボして再販。その際には、ミニ合体プラモデルの各マシンを再現させるボーナスパーツが付属。分解してパーツを合体させ、ミニ合体マシンを再現可能。これは、アトランジャーなど他のアオシマ系ロボットに用いれば、それぞれのミニ合体マシンの再現も可能である。
青色の限定カラー版も、通常カラー版同様に、2018年に合体マシン用ボーナスパーツを付属させ発売。その際には、エクスチェンジャーに付属していたシークレットパーツの頭部二種も付属しているため、ミニ合体プラモのアストロンの再現が容易に可能である。
関連タグ
他のアストロンの名を持つロボのプラモ
アオシマからは、合体マシン以外にも、ザボーガーを流用し「うごく巨大ロボ」シリーズより「マシンアストロン」、および「キングアストロン」というプラモデルを発売している。
「うごく巨大ロボ」シリーズは、ゼンマイのギアボックスを組み立て時に組み込む事で、完成後に動かして遊ぶギミック内蔵プラモデルである。
「うごく巨大ロボ」シリーズのナンバー2として発売。
「電人ザボーガー」の、マシーンザボーガーを流用した製品。頭部は新造形。両腕は変形途中を模したのか、真横に広げて伸ばしている形状になっている。
元ネタ同様に、上に跨っている人形も付属。そのため、「巨大ロボ」と銘打つシリーズなのに、ボックスアートは「等身大のバイク型ロボットに、人間が跨っている」という内容になっている。完成後は、ゼンマイにより走行が可能。
「うごく巨大ロボ」シリーズのナンバー3として発売。やはりこちらも頭部は新造形、胴体部は(ストロングではない)電人ザボーガーのそれで、カラーリングを変更している。完成後は、ゼンマイにより歩行が可能。また、こちらのボックスアートは、ちゃんと巨大ロボとしてキングアストロンを描いている。
※ちなみに、「うごく巨大ロボ」の他の製品は、ナンバー1が「ドライガー」、ナンバー4が「スーパーバイオス」。これら二つも、ボックスアートでは巨大ロボとして描かれている(ただし、スーパーバイオスは流用元が特撮ヒーローのため、その外観は巨大ロボと言うより、ウルトラマンのような巨人に近い)。