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スペースキャリアレッドホーク

すぺーすきゃりあれっどほーく

『スペースキャリアレッドホーク』は、青島文化教材社からかつて発売されていたプラモデルを原典とする漫画の題名である。
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この項目では青島文化教材社から発売されていた「レッドホーク」のプラモデルと漫画について解説する。


概要編集

レッドホークは、1970年代後半に青島文化教材社がオリジナルの模型として発売したアトランジャー合体巨艦ヤマトの流れをくむアオシマオリジナルのプラモデルとして1978年に世に出た。

当時はテレビ等とのタイアップなしのオリジナル企画のメカやロボットは特に珍しい物ではなかったが、「レッドホーク」の企画が他と違っていたのは「送料と同額の切手を送ると、漫画の単行本がもらえる」という点にある。青島文化教材社は当時小学館の学年誌にアトランジャーなど自社のプラモデルの広告や宣伝漫画を掲載していた。『超絶プラモ道』によると、その発展として作られたのが「アオシマコミックス」であり、「スペースキャリアレッドホーク」はその第1弾として製作された。基本的な設定や物語は、プラモデルの設定や箱に書かれていたドラマが基になっている。

「スペースキャリアレッドホーク」は原作が「グループ1・2・4・5」、作画が今道英治となっている。このレッドホークが好評だったためか、続編として「レッドホークヤマトII」、「レッドホーク連合艦隊」、「レッドホークシャイアード」、「古代ロボコダイガー」と第5巻までが刊行された。


あらすじ編集

宇宙暦2110年、伊豆半島に謎のUFOが墜落した。UFOに乗っていたのはルビスターナ星人の王子・シグマとその妹・セーヌであった。彼らの故郷ルビスターナ星は、宇宙の侵略者ブラック・ゴースト軍団に攻撃を受けており、シグマとセーヌはやっとの事で地球に辿り着いたのだ。

ブラック・ゴースト軍団を率いるギルダース総統は、実は地球人であった。かつては地球連邦政府の副大統領だったが反乱を企てて宇宙に追放された後、ブラック・ゴースト軍団を創設してルビスターナ星の侵略しようとしていたのだ。地球のヤマト大統領はこの事態を見過ごすことができず、宇宙空母レッドホークを出撃させるのだった。


レッドホーク編集

プラモデルの名称は「レッドホーク」だが、コミックスの題名は「スペースキャリアレッドホーク」となっている。外観は前部が飛行甲板になったSF的な宇宙艦艇となっている。

メインの飛行甲板は第1甲板、さらに可動式の細い第2甲板と第3甲板が左右に設置されている。第1甲板の後部には武器や探知機器、艦橋などが配置されている。バルバスバウに当たる部分には2門の砲口があり、ここはレッドホークの主砲である波動砲・・・ではなくパルスレーザーが搭載されている。艦の左右には「宇宙潜水艦」なる怪しい宇宙艇みたいな物がくっついていたが、漫画版では特に触れられていない。

動力は原子力、推進機関は光子力ジェットであり、漫画版ではワープ航法も可能。船体はプラモデルとほぼ同じように前方上部・と下部、さらに後方上部と下部の4つに分離してそれぞれが「ホークロボ」として独立して戦闘可能。この4体分離は、レッドホーク最強の武器「パルサーカノン」発射の際にも行われる。・・・え、何がどうしてそんなことになるって?詳しいことは漫画を読んでください。

なお、発売されたプラモデルと漫画版には様々な差異があるが、プラモデルの仕様によっても形状が異なっていたりする。当時は大らかだった、というよりアオシマと言うべきか。

搭載機編集

以下は漫画版。

  • レッドコズミック

主人公であるキャプテン・コズミックが搭乗する大型戦闘艇。合体プラモやおやこマシンでも発売されていた。両翼にビーム砲、機首から胴体にかけた部分に誘導ミサイル「スパローミサイル」を装備する。「レッドホーク」最強の武器「バルサーカノン」に必要不可欠な機体。

  • レッドバード

機体前部のコクピット部分が膨らんだような爆撃機。終盤では強力な大型爆弾「ポラリスA-1」を機体中央下部の爆弾倉から投下、プラックスターの旗艦を大破させた。

  • レッドパンサー

二連装の主砲を搭載した宇宙戦車。キャタピラだけでなく両翼があり宇宙空間での戦闘も行っている。車体前部にハッチがあり、そこから対艦武器である「衛星ミサイル」を連続で発射できる。

  • レッドチェイサー

魚雷艇のような大型宇宙艇。漫画版ではあまり活躍できず大破、放棄された。


関連タグ編集

レッドホーク 宇宙空母レッドホーク:PIXIVではこちらのタグが使われていることが多い。

青島文化教材社:発売元。いろいろな意味で有名。

アトランジャー 合体巨艦ヤマト レッドホークヤマト:同じく、アオシマ独自のプラモデル。

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