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レッドホークヤマト

れっどほーくやまと

「レッドホークヤマト」とは、青島文化教材社から製造販売されていたオリジナルの宇宙戦艦である。もちろんプラモデルが何種類も作られていた。
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概要

青島文化教材社による独自設定の宇宙戦艦で、その名の通り「レッドホーク」と世界観を共有している。

「レッドホークヤマト」はアオシマの合体シリーズ、ミニ合体シリーズ、おやこマシンなどの複数のラインナップがあり、それぞれでギミックやデザインが異なっている。さらに漫画版では異なるデザインとなっている。

なお、設定でもアオシマコミックス版でも、名前が同じ「合体巨艦ヤマト」との関係は一切触れられていない。ただし艦橋である巨大ロボット・ムサシはコミックス版で登場している。

デザインの差異

合体シリーズでは合体巨艦ヤマトと同じような戦艦大和を4つのカマボコのように輪切りにした4機のマシンが合体するという、合体シリーズおなじみの機構となっている。

おやこマシンでは、艦の中央部が上に折れ曲がり、その中の空洞にミニミニマシンという小さなレッドホークヤマトが入るという構造になっている。


デザインの差異は細かい部分を上げるとキリがないが、最も大きな違いはバルバスバウ(艦首下部)の形状。おおまかに3つに分かれる。

  1. 500円の合体シリーズはバルバスバウが別パーツで赤い成型色の部品でできている。バルバスバウは円型にカットされており、その周囲に4つの開口部がある。
  2. おやこマシンシリーズの「レッドホークヤマト」の艦首下部は、黄色い成型色の別パーツ。このパーツは2連装のミサイルのようなデザインであり、左右に小さな翼が付いている。
  3. アオシマコミックス版での「レッドホークヤマト」のバルバスバウ部分は最強の武器である波動砲・・・じゃなくてバルスバズーカの発射口になっている。

アオシマコミックス版

題名は「レッドホークヤマトPARTII」。原作はグループ4・5。作画は今道英治

1970年代のSF漫画らしい設定と描写で、影響を受けたらしい宇宙戦艦ヤマトのようなストーリーが展開していく。

なおこの世界、火砲やミサイルよりも体当たりが強いらしく、敵も味方もやたら体当たりをしようとする。

あらすじ

宇宙暦2111年、パルサー星から地球へメッセージが届いた。かつてレッドホークにより壊滅したブラック・ゴースト軍団が復活し、「サンシャイン計画」により自分達は滅亡する。彼らの次の目的は地球攻撃だと。

地球政府のヤマト大統領はレッドホークを出撃させるが、敵の工作員により娘・ひとみを誘拐され脅された島機関長によりレッドホークは出撃直後に爆発してしまった。捕らえた敵工作員の尋問により、敵の前線基地がバロン星にあることを突き止めた平和を守る組織「スターチェイサー」は小型宇宙艦「ヒリュウ」でひとみ救出に向かう。密航したひとみの弟・高広の協力もあり、ひとみの救出に成功するも敵の反撃で一行はヒリュウを爆破され窮地に陥る。そこへレッドホークに続き建艦された巨大戦艦「レッドホークヤマト」が救援に駆け付けた。レッドホークヤマトの火砲と各艦載機の活躍でバロン基地を壊滅させる。

そして「サンシャイン計画」の正体である超兵器「サンシャインブラスター」を破壊するため、レッドホークヤマトはブラックゴースト軍団を追うことになる。

登場メカ

以下はアオシマコミックス版による。

レッドホークヤマト

レッドホークに続き、密かに建艦された宇宙戦艦。宇宙空母であるレッドホークよりも高い火力を有するだけでなく、艦載機として「ゼロセンヤマト」「イーグルヤマト」「タイガーヤマト」「ターボヤマト」を運用する。プラモデルのような分離合体機能はない。

艦首下部には最大の武器「パルスバズーカ」を持つ。

艦長は長門中将。

レッドホーク

前作の主役艦。序盤で機関部が爆破されるが、ブラック・ゴースト軍団の地球攻撃中に戦線に復帰し、激しい撃ちあいを繰り広げる。しかしレッドホークヤマトへ体当たりしようとする敵艦に対して、横から体当たりを敢行することでレッドホークヤマトを守る。

艦長は前作に引き続き神宮寺大佐が務める。ちなみに艦載機の出番はなし。

アトランジャータイガーシャークムサシ

サンシャインブラスターを破壊するために出撃した。今作では旧式の機体という設定であり、敵艦を数隻撃破したものの、アトランジャーは敵艦を体当たりで貫くが次のコマであっさり撃破され、タイガーシャークは敵艦に体当たりして行動不能になった。ムサシは駆け付けたレッドホークヤマトの登場シーンを最後に何時の間にかいなくなってた。

サンシャインブラスター

ブラック・ゴースト軍団が造り上げた超兵器。太陽エネルギーを充填して発射する破壊光線・・・ではなく、発射したエネルギーで太陽を撃ち抜くことで太陽のエネルギーを地球に降り注いで焼き尽くす・・・直接地球を撃てば?とか思わんでもない。作中では初弾でヨーロッパが焼かれてしまい、次弾の目標はソ連と日本だった。

太陽を撃ち抜くだけのエネルギーを充填するのに24時間必要と、無駄に再発射までに時間がかかる。また安全装置が強固なせいか、エネルギー充填完了まであと数秒で発射可能な段階で発射ボタンを押しても発射しない。


関連タグ

青島文化教材社

スペースキャリアレッドホーク:前作。ちなみに前作は2110年なのに、本作の冒頭では「5年前に壊滅させた」との台詞があり、時系列がおかしい。

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