本項には『ぷよぷよテトリス』の、重大なネタバレがあります。
概要
CV:矢尾一樹
『ぷよぷよテトリス』における、いわゆる「ラスボス」キャラ。1の公式サイト内のキャラクター紹介ページの「???」に当たる人物。
人物
先代テトリス王者であり、先代テト号艦長。ティがテト号艦長としてオーを通してパトロールの報告をしていた相手。また、エスの父親かつゼットの制作者かつアイの親代わりでもある(エスと血が繋がっているか否かは明らかにされていない)。先代テト号艦長なのでオーとの会話も可能。
『ぷよぷよ』の世界と『テトリス』の世界が混ざってしまった事件の間接的な犯人で、「時空の番人」として、様々な世界の境界線を管理するという孤独な仕事を背負っている。その能力は後天性のものであるようで、エコロの時空を操る能力とよく似ている。
また、続編の「2」のティの言葉から、スペース中の情報を把握していることが判明した。
性格
公式によると「真面目で優しい」性格とのことだが、それに加えて過保護な一面もある。また自分の実力に絶対的な自信を持っているらしく、負けた際のセリフが「腕が鈍ったなぁ」「僕としたことが…」「次は本気を出そうかな?」といった、どことなく強者の余裕を感じられるものになっている。
容姿
エスの父親という立場であるが、そのわりに、容姿はかなり若く見える(絵柄の関係で、若く見えるだけの可能性もあるが、ぷよぷよテトリス2で、りんごが彼のことを『ナゾ衣装のお兄さん』と呼んでいるため見た目は普通に若い可能性が高い)。声も、とても若々しい(2ではかなり枯れてしまっている)。髪は灰色でハネており、よく見るとアルファベットの「X」があしらわれている。
時空の番人
常人には到底立ち入りができないような場所「時空の果て」にて、長い間一人きりで世界の境界線を保つ役目を持った存在で、テトリス王者のみがなることができる。時空の果てはどの世界にも属さないため、時空の番人は人の記憶にとても残りにくい存在となってしまうようである。
「アドベンチャー」モードのEX10章
ゲーム内で、有料のダウンロードコンテンツとして、発売当初から配信されている追加シナリオ3章のうち、最後の「EX10章」の主役がエックスとなっている。ちなみに、7章クリア前にプレイするとネタバレが発生する。
ぷよテト2では
しっかりと続投。しかもアドベンチャーの1‐1でいきなり登場した。今回はどちらかというと保護者のような役回りが多く、基本的にサポートに徹している。また、前作のラストで孤独から解放されたからか、前作に比べると雰囲気がだいぶ明るくなっている。
新キャラであるマールとスクエアスについては、存在は知っていたものの2人の正体までは知らなかった様子。
余談
- 彼のボイスチェンジは、1ではやや傲慢な感じのボイスに、2ではラスボスらしい非常に低い声に変化する。また、一部ルールの組ぷよの出現パターンはアコール先生と同じパターンを流用している。
- 他のテトリスキャラと違い、元となるテトリミノが存在しない。モチーフは恐らくぷよぷよ×テトリスの「×」か、謎の人物としての「X」のどちらかだと思われる。