概要
D3パブリッシャーから2013年7月に発売された3Dアクション・シューティングゲームで、開発元はおなじみのサンドロット。対応ハードはプレイステーション4で、発売された年月は2017年12月7日。また、Steamでも2019年7月11日に配信が開始された。
大筋は宇宙からの侵略者「プライマー」に立ち向かう完全新作のストーリーだが、マンネリ化を防ぐためかこれまでの作品とは異なる展開を取っている。
(ネタバレになるが、人類の歴史そのものやエイリアンの善悪がこれまでの解釈と異なっている)
もちろん世界観が変わってもおなじみの蟻や蜘蛛は健在。
ストーリー
ある街のはずれ、山を越えた荒野に“全地球防衛機構軍”EDFの基地が築かれていた。
地上施設だけをみれば小規模どころか基地にすら見えなかったが、地下には広大な格納倉庫が作られている。
その中には、今の平和には似つかわしくない、大量の武器弾薬、そして最新鋭の兵器が運び込まれていた。
先日も、コンバットフレームと呼ばれる戦闘用歩行ビークルが数十台も空輸されたばかりだ。
基地は問題を抱えていた。
武器の過剰な所持に対し、周辺市民が反発。抗議運動が巻き起こりつつあることだ。
そのため、広報部は、毎月のようにイベントを主催。見学者の受け入れなど、市民との交流に力を注ぎはじめた。
現在、基地の兵器を用いるべき相手は存在せず、必要なのは軍事力の強化よりも、市民の理解であった。
イベントの開催当日。一人の若者が基地にやってくる。民間企業に勤務し、軍とは無関係。その日、仕事の都合でたまたま基地を訪れたにすぎない。
若者がいつもの、たわいもない仕事を始めようとしたその時……世界は大きく変わり始めた。
(地球防衛軍5公式ページ、解説書より引用)
システム
フェンサーに、ダッシュシステムがついた。
登場人物
主人公
本作の主人公にしてプレイヤー自身。先述の通り最初は民間人として人類の運命を賭けた戦いへ挑む。
兵科によって最初の職業が異なり、警備員・飛行ダンサー・技術者・作業員となっている。
紆余曲折があり戦争開始から5ヵ月後、EDFへ正式入隊。尋常ならざる戦果をあげ周囲から注目される人物となっていく。
軍曹
CV:奈良徹
EDFのレンジャー隊員にして本作の準主役とも言える人物。詳細は個別記事を参照。
軍曹の部下
軍曹に必ず随伴するレンジャー隊員。
Aは落ち着いた声の隊員で三人の中で最も年長者である。
Bは部隊のムードメーカーとも言える人物であり、いかつい声が特徴的。
Cは三人の中でも最年少と見られ、他の二人に対しても敬語を使っている。
グリムリーパー
CV:間宮康弘(隊長)
フェンサーの精鋭部隊で通称「死神部隊」。詳細は個別記事を参照。
スプリガン
CV:池田海咲(隊長)
ウイングダイバーの精鋭部隊。
自尊心が強い隊員が集結しており、自分たちの戦力を高く評価している。
ただし、ただの自惚れと言うわけではなく夜戦と言う飛行するには危険な戦場を難なく潜り抜けるなど実力は折り紙付き。
備考
海外では『EARTH DEFENSE FORCE 5』のタイトルで発売されている。実は日本版と海外版でナンバリングが一致するのは本作が初である。
続編の6が2021年に発売予定。