概要
地球を侵略するプライマーが使役する蛙のような姿をした二足歩行のエイリアン。
初登場は『地球防衛軍5』で、シリーズ初の「異星人そのもの」が登場した。ちなみにゲーム内では単に「エイリアン」と呼ばれており、一度も「コロニスト」と呼ばれたことはない。
ゲームでは序盤から登場し、本部や隊員、更にはプレイヤーにも衝撃を与えた。ストーリー内では少佐が「頭が一つ、手足が二つずつ。二足歩行です。」と説明し、本部が「本当に人間そっくりなのか」と驚愕している。それだけではなく、頭部には口や目、耳などといった部位まで付いている。
だが、視力が低く、自分より小さい歩兵が見えにくいらしく、多少の距離なら近づいてもバレない。更には建物などの障害物を駆使して目を欺くことも可能。今作初のシステムである。
破壊可能箇所は頭、胴体、右上腕、右前腕、左上腕、左前腕、右大腿、右下腿、左大腿、左下腿の10箇所で、武器を持った腕をもげば無力化でき、脚をもげば行動を封じることができる。ただし、倒さずに放置していると手足が再生し、再び攻撃に晒されてしまう。ちなみに頭部への攻撃は他の部位よりも被ダメージ量が高い。
侵略的外来生物よりも巨体であるため、比較的攻撃は当てやすいものの、時折ジャンプやローリングなどで回避する場合がある。
なお、後のミッションで出没するタッドポウルは幼生だとされる。
続編の『地球防衛軍6』では、荒廃した世界にボロボロの状態で闊歩している。武器も鉄の塊を発射する武器になっている。
名前の由来
コロニー(colony、植民地)を作る者(〜ist)なのでコロニスト(Colonist)だと思われる。
各種類
持っている武器や武装によって様々な種類がある。
エーテルガン
一番メジャーなコロニストの武装。アサルトライフルのような外観で水色の弾を連射。弾数は少ないが、一発一発の威力が高くなっている。
ラプチャーガン
赤いコロニストが所持している武装。中距離ショットガンを装備しており、非常に厄介な相手である。特に高難易度で近づかれた場合は一瞬でアーマーが溶かされる。
ロングレンジ・キャノン
ピンク色の遠距離プラズマ砲を装備しており、多くのミッションでは後方から援護射撃をしてくる。プラズマ砲は建物を一撃で破壊する威力がある。
プロテクテッド・エイリアン
DLC追加ミッションパックにて登場。コスモノーツの鎧の簡易版のような銀色の鎧を纏っていて、鎧を破壊するまでダメージを与えられない。あだ名は「アマ蛙」
エーテルガトリング
その名の通りエーテルガンタイプの上位種。弾速、連射速度、火力が向上している。弾も赤色に変わっている。
スパークガン
ラプチャーガンの上位種。横に広がる電磁弾(イメージはレンジャーのフラクチャー)を連続発射する武器を装備している。一見厄介な相手に見えるが、実はレンジャーでもタイミングよくジャンプすれば簡単に回避できる。
多連装砲(仮称)
砲兵タイプの上位種。縦一列に広がる黄土色のプラズマ砲を発射してくる。こちらは遠距離なら横に移動すれば回避は容易だが、万が一近づかれたら一溜りもない。
関連タグ
以下『地球防衛軍6』のネタバレを含みます
コロニストの正体は、「人類が滅んだ数十万年後の未来の地球で生まれた新たな知的生命体、あるいは未来の変わり果てた人類なのでは」という恐るべき仮説が遺伝子検査の結果推測されることとなった。起源が同じであるがゆえにあの世界の人類には『人間そっくり』に見えたようである。プロフェッサーの見解では、プライマーが怪物とエイリアンを捕獲し、過去に送り戦力として使われたのではないかという結論に至った。
リング攻撃作戦中、リングが危機に陥ったときには未来から大量の侵略者を送り込んでいた。その時送られていたコロニストは我々がよく知っている個体ではなく、ボロボロになった未来のコロニストだった。……が既にこのコロニストがいた歴史は改変によって消滅しているため何故このタイミングで送られて来たのか謎だったりする。
?!だとこういうど
なんと『デジボク地球防衛軍』では追加DLCブラザーとしてコロニストがプレイヤーが操作できる。
ちなみに説明文でこの項目のような奇妙な記述があるのだが、あるネタバレをしている。
それは「コロニストのボイスは実はEDF隊員のボイスの逆再生」であるという事。実際EDF5でも逆再生ボイスである。ちなみにただ逆再生しているわけではなく、キーを高くして逆再生である。