概要
『モンスターハンターライズ』(MHRise)に登場するモンスターの一種。
白無垢のように全身に糸を纏った異形の蜘蛛のような姿が特徴的であり、「妃蜘蛛」とも呼ばれている。
頭部に8つの単眼と鋏角らしき器官を持つことから、やはりネルスキュラと同じ『鋏角種』である可能性が高いとされる。
溶岩と冷水が同居する洞窟「溶岩洞」に生息が確認されており、糸を使ってハンターの動きを封じ、燃焼させたガスを吐いて攻撃を仕掛けてくるほか、引き連れている幼体のツケヒバキは移動をサポートしたり、獲物を捕えたりするので連携には要注意。
余談
同作の初公開PVにほんの一瞬だけ映り込み、一部の視聴者からは既存モンスターのネルスキュラに似ているという声が上がっていた。
その後、東京ゲームショウ2020にて公開された情報で、その大まかな姿と名前が判明。新たなモンスターであることが確定した。
MHRiseの新モンスターが日本の妖怪をモチーフに取り入れていることを鑑みるに、本種のモデルとなったのは、環境生物に「クグツチグモ(傀儡+土蜘蛛)」が居る点、火属性である点、纏う糸が白無垢に見える点、子蜘蛛のツケヒバキを使役する点から、おそらく「絡新婦」であると思われる。
名前の由来は、長い事を表す〝八束〟(ヤツカ)と、着物の袖付けの下側を表す〝抱き〟(ダキ)であると思われる。
これは、MHRiseの新モンスターが「オサイズチ」を除き、見た目がそのまま名前となっている為である。
また、抱きの長い着物は年寄りが着る物である為、「絡新婦」の他に、「山姥」もモチーフに加えられているものと思われる。