鎌風一陣 迫り来る
鎌風二陣 攻め寄せる
長の鎌風 来たりなば
已(すで)に土壇場
三枚おろし
データ
分類 | 鳥竜種 |
---|---|
別名 | 鎌鼬竜(れんゆうりゅう) |
異名 | 三位一体の鎌風 |
概要
『モンスターハンターライズ』で初登場した、鳥竜種の中型モンスター。
その名の通りイズチの親玉で、鎌状の尾はイズチ達の物よりも大きく、別名「鎌鼬竜」(れんゆうりゅう)と呼ばれる。
シリーズ恒例の、最序盤に対峙するドス鳥竜の流れを汲んでおり、ドスランポスやドスジャギィに相当するポジション。
食性は雑食で他モンスターの肉だけでなく果実なども主食とする。また、消化の補助ために丸石を飲み込む習性を持つ。
イズチを含めた群れの中から精鋭2頭を引き連れて縄張りを巡回し、獲物や縄張りを荒らす外敵を見つけると三位一体の連携攻撃を仕掛けてくる。
尻尾の扱いにたけており、斬竜の様に尻尾を叩き付けた直後に2頭のイズチが尻尾を叩き付ける攻撃や、前進しながら回転して相手を尻尾で薙ぎ払う攻撃など、尻尾を使った攻撃で相手を翻弄する。また、この尻尾は戦闘だけでなく木登りや果実を刈り取ることにも用いられる。
使用頻度は低いが、口から胃石を吐きかける遠距離攻撃を行うことも。
ただ、いずれの攻撃も明確な予備動作があったり、大振りで避けやすいものが殆どであるため、慣れれば回避すること自体は容易。
モンスターの攻撃のパターンを把握し、隙を見極めながら攻略していくというモンハンの立ち回りの基本を教えてくれるという面では正に序盤の最初の壁としてうってつけの存在であると言えよう。
部位破壊箇所は頭と尻尾。
頭は鶏冠のようなものが折れてボサボサになり、尻尾は刃のような部分が傷だらけになる。ちなみに、尻尾の破壊が可能な中型鳥竜種モンスターはドスマッカォに続いて2体目である。
なお、近年の中型鳥竜種のボスにしては珍しく、頭部を破壊した際の専用素材が存在しない。
余談
前肢のかぎ爪や2頭のイズチを連れている生態は鳥山石燕の『画図百鬼夜行』等の妖怪画に描かれている、鎌のような爪を持つイタチや三匹で行動するという伝承に由来すると思われる。
愛知県東部では飯綱(いずな)と呼ばれ、名前の「イズチ」はイタチと掛け合わせた物と思われる。
MHRiseに他にいるドス鳥竜はMHP3以降から狗竜と呼ばれる様になったが、本種は「狗」ではなく「鼬」であり、近縁種であるかは不明。
期間限定体験版『モンスターハンターライズ DEMO』においては、初心者向けクエストとして発売前から早速戦うことができた。
加えて、上級者向けクエストのタマミツネ討伐の方にも、リオレイアとともにマップ上に存在し、新要素である操竜を活かした戦闘のデモンストレーション的な役割を担っていた。