神が去りし、廃忘の社
鎮護の御廟も 今は昔
獣の咆哮 山野を揺るがす
凶禍幾千 お覚悟めされよ
概要
大社跡とはゲームモンスターハンターシリーズに登場するフィールド。
初出はモンスターハンターライズで、本作のメインフィールド。
今作の拠点となるカムラの里の近隣にあり、いくつかの山を超えた先にある。
和風の世界観の本作のメインフィールドなだけあり、竹林や渓流、神社のような廃墟などと日本のような光景が見られる。
モンスターハンターポータブル3rdでは渓流というフィールドが登場したが、大社跡のデザインコンセプトの元になった可能性もある。
巨大な鳥居が名所。
穏やかな山岳地帯で、巨大な鳥居や奥地の廃墟群などを見るに、かつて人が住んでいたが何らかの原因で撤退するしかなかったと思われる。
山の一角にはとある希少生物が現れることがある。
水没林とは近くに位置するらしく、水没林に生息するモンスターは多くが大社跡にも姿を現している。
シリーズ恒例「卵の運搬クエスト」はメインクエストこそないが、代わりにうさ団子(過去作で言う猫飯)を開放するのに竜の卵を納品するのが必要。
なお、大社跡での竜の巣はフィールドの最奥地にあり、近くには害獣が生息しているため、困難を極める。
カプコンはドS。
生息モンスター
元よりマガイマガドやラージャン、タマミツネなどの強豪がひしめいているが、アプデによりヌシモンスターや爆撃機、果てはドス古龍の一角オオナズチが住み着くようになりれっきとした魔境になりつつある。
メインモンスターは7種と多く生息しており、過酷な環境に適応しているmh世界の生物でも、やはり温暖な地域を好むことが分かる。
サンブレイクではとある原因により多くの外来種が生息するようになり、以前よりも生存競争が激化している(狩れなくなった種がいるわけではないのでそこは留意)。
メインモンスターは11種類に増えた。生態系クラッシャーもいるが大丈夫なのだろうか…
太字はライズ初登場のモンスター。
草食種
魚類
獣人種
甲虫種
蛇竜種
鳥竜種
牙獣種
飛竜種
牙竜種
獣竜種
甲殻種
両生種
分類不明
古龍種
汎用bgm
神が去りし、廃忘の社
ライズをプレイした人が初めて聞く戦闘bgm。
前半の琵琶とコーラス、後半の開けるような壮大な曲調が特徴。
お教のような男性コーラスは警蹕と呼ばれ、やんごとなき方々や神官が外出する際に近隣住民を先に追い払うときの声掛け。
某サイトの言葉を拝借するならば、"神様(関係者)が来るから控えるように"ということである。
「神が去りし、廃忘の社」のbgmに「神」の来訪を告げる警蹕が入れられているのはなんとも感慨深いものがある。
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ここから先はライズのやりこみ要素のネタバレを含みます
ネタバレ上等の人、もう知ってるという方以外は引き返すことを勧めます
本作の要素として各地の歴史が綴られている先人の遺物があり、このフィールドにもそれがある。
内容としては
- 水源が豊富な大社跡を近隣の民は羨んでいたが"神々"が生息しているため、手が出せなかった。
- ある日、誰かが雷を鳴らし、"神々"を追い払った。
- 人々は歓喜して大社跡に移住し、集落を作り、自然への感謝を忘れないように祠を作った。
- しかし、時が過ぎるにつれ自然への感謝を忘れ、環境を汚染し始めた。
- それからある日誰かが”びゅうと風を鳴らし”、集落にはモンスターの大群が押し寄せ、彼らは撤退した。
このようなものであり、最奥地の竜の巣付近を見渡すと周囲が渦を巻くようにえぐれているのが分かる。