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MHRiseでのアップデートVer.2.0にて追加された、リオレウスのヌシ個体。


概要編集

ハンターの拠点「カムラの里」に襲いくる災厄、「百竜夜行」において、

モンスターの群れを率い、やがて「ヌシ」という名を冠するようになるまでに強大な存在となった火竜リオレウスの特殊な個体である。


その体躯は通常の個体に比べ大柄で、全身は黒ずんでおり禍々しい体色に。

そして何より嵐に巻き込まれたかのような痛々しい傷痕が全身に見られ、喉から胸にかけて熱を帯び、常に青く輝いているのが特徴。


そんな傷痕が刻まれている影響か、ただでさえ獰猛な気性はそれに輪をかけて凶暴。

思考が完全に怒りに染まっているようであり、その行動はやり場のない怒りを目につく物全てにぶつけているようであったという。


喉と「火竜」の代名詞たる火炎を生み出す臓器「火炎袋」が通常の個体より著しく発達しており、

そこから発する猛炎は辺り一面を一瞬で焦土に変えるほどの凄まじさを持つ。



Ver.1.0にて既に登場していたアオアシラリオレイアタマミツネのヌシ個体が猛威を振るっていた中、ディアブロスと共に鳴り物入りで登場。

危険度はなんとドス古龍をも上回る堂々の⭐︎9。危険度がそのまま強さの評価に直結するわけではないが、少なくとも一部古龍種以上に危険視されるレベルの存在として見られている事は間違いない。


他のヌシ個体同様、「罠が効かない」「操竜を行えない」「群れを活性化させる咆哮を放つ」「関門に大ダメージを与える大技をもつ」という特徴はもちろん備えている。

当然、その戦闘力は通常個体よりも格段に高い。


戦闘能力編集

「喉が発達している」という設定通り、凄まじいまでの威力の火炎ブレスをこれでもかとぶちまけてくる。


基本的には通常個体とモーションは同じだが、行動の多くが強化されており、なんと通常個体の大技扱いである火炎放射を事もあろうに連発で放ってくるほか、

かつてMHWシリーズまでの亜種希少種が行ってきたモーションや、

そしてMHXシリーズにて登場した黒炎王リオレウスのモーションも取り入られており、

今までのリオレウスで恐れられてきた部分を撚り合わせたかのような攻撃を仕掛けてくる。


新モーションも追加されており、空中からは少しの溜めの後、地面に着弾後真っ赤な火柱を起こしながら一直線に爆発するブレスを放ってくる。

火炎放射と組み合わせてぶちかましてくることが多く、怒り状態ともなると冗談抜きで辺り一面火の海である。

また回り込みと同時に使用してくるため、空中で激しく動き回るヌシを常に視覚に入れなければ回避することも難しい。


また空中から地上に着地すると同時にそのまま突進してくるモーションが追加され、

かつて紫毒姫リオレイアのG級行動であったチャージ爆炎噛みつきをも使用してきたりと、

空中だけでなく地上の行動も油断ならない。



そして、なんといっても注意すべきなのは大技。

両翼を地面に据え、首をもたげて長時間咆哮をあげ続ける、という予備動作の後、突如空高く舞い上がり、空中から大きめの火球を3発ほど撃ち落とす…という技。

火球の弾速は非常にゆっくりで、1発はハンターを狙って落ちてくるものの、歩きながらでも弾道から回避は可能。

ゆるゆると落ちてきた火球は地面に着弾後、一瞬消えたかのように収縮し



次の瞬間



テオ・テスカトルのスーパーノヴァの数倍はあろうかというレベルの超大爆発を起こす。



全弾着弾した日にはもう冗談抜きでステージがまるまる吹き飛ぶんじゃないかってぐらいの大爆発が各地で起こり、設備という設備が吹っ飛ぶ。

数発放った内の最後の1発は関門狙いであり、当然バカみたいなダメージを受ける事になる。


この技の恐ろしいところは威力も勿論のことなのだが、放っている最中ヌシは天高く舞い上がっているためこちらの攻撃がほぼ届かないという点。

なにせガンナーやバリスタですら届かないため、空を飛ばれたらもうこの世の終わりみたいな光景を逃げながら眺めるしかない。大技の予備動作を見た時は破龍砲などを駆使してなんとしてでも食い止めよう。

…が、百竜刀をもったフゲンなら空中にいるヌシにも攻撃が届く。上空に上がっても関門狙いの火球を放つまでには多少ラグがあるため、間に合わないと思っても諦めずに召喚するのも手。

また出現時の最初の大技を除く通常時の大技については、操虫棍であれば(翔蟲を3匹所有した状態で高台からという条件付きだが)、鉄蟲糸技「鉄蟲糸跳躍」と舞踏跳躍を組み合わせて螺旋を描くように飛ぶことで、なんとヌシ・リオレウスの高さまでギリギリ辿り着くことができる。

最終関門前で大技を放ってくるころには反撃の狼煙が上がっているため、防御をかなぐり捨てて火力を全振りした上で舞踏跳躍3回+降竜を叩きつけてやればワンチャン撃墜できる可能性がある。

……そこまでして撃墜する価値があるかどうかは気にしてはいけない。


なお他のヌシ個体と同様、登場時に第一関門を破壊するときもこの大技を使用するが、

こういった特性上、他のヌシと違いエリア1でヌシ・リオレウスに抵抗できる術はほぼない。

登場したら速やかにエリア2で待ち構えておこう。


余談編集

・得られる固有素材は「ヌシの轟炎袋」

今のところ百竜武器や百竜強化、装飾品の素材として用途がある。固有武具は存在しない。

装飾品に関してはなんと「超会心」用のものであり、1つ作製するのによりにもよって2個も要求される。会心率にこだわるハンターは苦労するだろう。


・実装時は百竜夜行の最終Waveにしか登場しなかったが、アップデートver.3.0にて単体クエストが実装。

百竜夜行と違い、関門の防衛やら取り巻きのモンスターの横槍を心配する必要はないが、反撃の狼煙などの恩恵は当然得られないため油断は禁物。むしろ百竜夜行時よりも苦戦するかもしれない。

ちなみに、クエスト名は「為虎添翼、ヌシ・リオレウス」。

為虎添翼(いこてんよく)とは虎が翼を手に入れたようなさまを表現した四字熟語で、「ただでさえ強いものがより強くなる」という意味。

総じて空中での機動力やブレスが凄まじく強化されており、強大極まりない個体であるのは間違いないが、

あくまでベースは本作でのリオレウス仕様であるため、「とんでもなく強く、難易度の高い相手」とされながらも、「緊張感のある戦いを楽しめる相手」としてハンターからの評価は良好である。


・続くアップデートでヌシ・リオレウスにも重大事変が実装。全ての攻撃がほぼ即死級になっており、炎ブレスをまともにくらったら命の保証はない。


・続くサンブレイクでは傀異討究クエストで再登場を果たす。但し、マスターランクのヌシ素材は存在しない。精気琥珀の獲得数が多いため、狩られる事もある。


関連タグ編集

モンスターハンター , モンハン , モンスターハンターライズ

リオレウス , 百竜夜行 , ヌシモンスター

リオレウス亜種

リオレウス希少種

黒炎王リオレウス

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