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MHGで初登場した、火竜リオレウス亜種

伝承では出会った者の運命を激変させる存在とされている。

レウス

MH-リオレウス亜種(蒼)



概要編集

蒼火竜

蒼火竜」の名の通り、大空に溶け込むような蒼い甲殻に身を纏った姿をしている(真っ赤な体色の原種よりも自然な体色のような気もするが…)。翼膜の色は緑色で、原種希少種と違って自身の体色とは異なっているのも特徴的。

体格は原種よりもやや大柄。


生息域は原種と同じようだが滅多にお目にかかれる存在ではなく、時には幻とまで言われる。


空中での機動力は原種を凌駕するらしく、MHGでは空中を飛行するリオレウスを更に上空から襲いかかる様子が描かれている。


対となる相手は、桜火竜リオレイア亜種


MHP2G以降しばらく登場作が無かったが、近作ではアイルー村GMH3GMH4で登場している。

登場作品は希少種よりも少ないが、その鮮やかな自然味溢れる体色や単純な格好良さからコアなファンからの人気は根強い。


MHP2G以前編集

「原種よりも運動性能が向上している」

…とのことだが、ぶっちゃけ原種と動きはほとんど一緒で、違いといえば原種に比べてやや肉質が硬くなり、動きが早くなったくらい。ただし怒り時は更に早くなり、隙も少なくなる。

攻撃力ももちろん高くなっているのだが、原種の扱いに慣れていれば困ることは少ない。

が、しかし飛行頻度は原種以上にあからさまに増えており、攻撃のついでに空高く舞い上がることは多い。


因みに登場初期では原種よりも甲高い鳴き声をしていた(が、MH2以降ではオミットされ普通の鳴き声になっている)。


MH3G編集

原種がMH3希少種MHP3で大幅強化されたのに伴い、遅ればせながらこちらも強化。


特に空中での動きが大幅に強化されており、非常に凶悪な個体に変貌した

原種以上に飛行頻度が高くなり、最早低空飛行状態が通常状態といっても過言ではない状態になり、本当にいつまで経っても降りてこない。

しかしただ飛行頻度が多くなっただけなんて話ではない。

原種以上に空中攻撃が多様かつ強力になっており、その姿はまさしく「蒼空の王者」。「ただ硬くなったか早くなったくらいだろう」なんて軽い気持ちで挑戦すれば一瞬でベースキャンプ直行である。


原種の行動にいくつかモーションが加えられており、「突進キャンセル→バックジャンプブレス」「滑空→切り返してブレスor毒爪蹴り」といった派生技を繰り出し、

更に嫁希少種が地上で行なっていた爆炎を纏った噛み付きを空中から放つ攻撃が追加されたりと空中からは原種以上に激しく相手を責め立てる。


しかしなんといっても厄介なのは「毒爪蹴り」の頻度だろう。

今作からのリオレウス亜種は原種と比べると蹴りなどの強襲に長けており、相手を毒に侵す戦法を好む模様。


原種の毒爪蹴りは一旦高空まで上がってから使用するタイプだったのに対し、本種は低空飛行状態から凄まじい追尾性能付きで連発してくる。

滑空から身を翻して蹴る、ハンターの攻撃を華麗に回避して蹴る、ブレス連発の〆に蹴る…

とにかく蹴って蹴って蹴りまくり、非常に足癖が悪い。しかもその一発一発の追尾性能が高いのだから大変である。


高空からも蹴りを放つこともあるが、その場合蹴りを放った後にいきなりこちらから飛びのき、急襲して相手を抑え込む「強襲拘束キック」なる技に派生させる。

見た目以上に範囲が広く、外したとしても着地の隙が殆ど無いのも厄介なところ。


動きも通常時の時点でも早く、怒り状態になろうものならそれはもう激しく動き回る。

地上での突進や尻尾攻撃などのラインナップの攻撃力もバカにならず、なにより原種以上に俊敏。


MHP3で強化された希少種の良いところを踏襲しており、実は希少種と同じモーションをとっている。

ただし希少種は空中からチャージブレスを放ってくるという特徴があり、本種と違う点はそこにある。


MH4 / MH4G編集

MH4ではMH3Gで仕掛けてきた「空中からの爆炎噛み付き」はしてこなくなった。

が、後のMH4GのG級個体は使用してくる。どうやらG級固有技として扱われているようだ。


さらにG級個体はそれだけにとどまらず蹴りを放った直後にブレスをブチかます暴挙にでている。

ただでさえ避けるのに苦労するのに対して「逃がさん」とばかりにブレスである。

ただしこの攻撃は蹴りをすり抜けるように亜種に向かって回避すれば後のブレスには当たらない。


機動力が高く非常に厄介な相手だが、他のヤバイのと違って閃光玉は有効。

蹴りなどの近接攻撃を主体とした戦闘スタイルからかあちらから距離を詰めてくれることも多い。

慣れてくれば原種とも同じように対処できるだろう。


MHW / MHW:I編集

クロスシリーズには参加できず、今まで希少種に先を越され、やや不遇な立ち位置にいた亜種だったが…

なんとMHWにて希少種を差し置いての参戦を果たした。


今作のリオレウスはかなり狩りやすくなっているが、本種は今までの蹴りを主体とした戦闘スタイルをそのままに、原種の行動にさまざまな派生技を加えられ、かつてのように手強い存在として君臨している。

(ちなみに今作では希少種のみが使用していた空中からの「チャージブレス」を、原種が既に使用してくるようになっている)


チャージブレス→毒爪蹴り毒爪蹴り

回り込みながらのなぎ払い火炎ブレス→火炎球ブレス→毒爪蹴り


空中での機動力は相変わらず高く、非常に素早い。


さらに今作ではなんと疲れない(撃墜されない)限り絶対に降りてこないという戦闘スタイルとなっている。

攻撃の一環として地面に降りたかと思ったら即座にバックジャンプブレスで飛翔したりとかなりの飛行一辺倒っぷりを見せる。

これはもう「降りてこい!」ではなく「降ろさなきゃ」と考えなければ一向に(特に剣士は)倒せない。


対策としては閃光は当然のこととして、他に「はじけクルミ」が有効。

「地面に降りる(落とされる)」「地上で怯まされる」と、しばらく地上で戦ってくれる性質があるため、地面にほんの一瞬でも足をつけたタイミングではじけクルミをぶつけ、強制的に怯ませればこちらのペースへもっていける。

はじけクルミは自然のフィールドのほか、闘技場でも採取できる。知っておくと便利だろう。


ちなみにあまり飛行の影響を受けないガンナーは動きが遅めにされていることもあり、むしろ狩やすくなっている。



また、次作のアイスボーンではなんと新たに参戦することになった砕竜ブラキディオスと縄張り争いを繰り広げる事が一足先に公開された。

ブラキディオスの振りかぶってきた必殺の粘菌による殴打をその卓越した空中機動で巧みに躱し、後ろに回り込み急襲、背中に飛び乗り首筋に喰らいつくという容赦のない攻撃を加える。

優位に立ったかと思いきやブラキディオスも負けておらず、首に喰らいついているリオレウス亜種の首に逆に食らいつき、そのまま背負い投げの要領で思いっきり地面へ投げ飛ばしてしまう。

しかし、リオレウス亜種も投げ飛ばされた直後にすぐさま態勢を立て直し、再び両者睨みあって争いは終わる。


結果は引き分けであり、お互いの実力差は互角である様子。

リオレウス亜種の優れた空中機動、ブラキディオスの獣竜種特有の地上戦の強さなど、お互いの持ち味が発揮された一幕であると言える。


ちなみにブラキディオスと言えばMH3Gのパッケージモンスターであるが、対するリオレウス亜種は海外版MH3Gのパッケージモンスターであり、

今回の争いは差し詰め国内版、海外版メインモンスター対決という構図となっている。



アイスボーンからは前作までの「G級」にあたる「マスターランク」が存在しているが、マスターランクのリオレウス亜種も勿論登場。


マスターランクの原種空中からの3wayブレスが追加されているが、

意外にも亜種の方にはこのモーションは追加されていない。

…が、代わりに原種が使用していた「チャージブレス」が大幅に強化。さらに使用頻度が激増という強化がなされた。


派生技も新たに用意されており、相変わらず厄介。慣れるまではひたすら翻弄されることになるだろう。


毒爪蹴り→チャージブレス→強化チャージブレス

(毒爪急襲で着地→)バックジャンプブレス→強化チャージブレス


今まで繰り出してきた通常のチャージブレスは、

一旦前方に向かって翼を広げ威嚇→若干溜めた後勢いよくブレスを発射

というモーションであったが、新たに追加された強化チャージブレスは、

空中で思いっきり仰け反って息を吸い込む→画面が振動するほどの大爆発を起こすブレスを発射

というものとなっている。


チャージブレスを溜めている間はしっかりこちらに軸合わせを行い正確に当てにくるため、直前の毒爪蹴りを躱したとしても全く油断できない。


当然威力も桁違いに高いが、派生技から繰り出してくる仕様からある程度行動から予測可能であるということ、また発射後には必ず威嚇を行うといった隙も用意されているため、慣れてくれば容易に対処できる。


またチャージブレスの頻度が高くなったためか、上位で繰り出していた「チャージブレスからの2連続毒爪蹴り」は使用してこなくなっている。

凶悪なめくり効果があったあの派生技が無い分、もしかすると上位よりも戦いやすいかもしれない。


vs千刃竜編集

MH4Gではムービーでセルレギオスとの壮絶な空中戦が描かれた。


目の前のハンターを完全無視し、セルレギオスと対峙するリオレウス亜種。

セルレギオスはリオレウス亜種に向かって鉤爪攻撃を繰り出すが、リオレウス亜種は軽くジャンプしてこれを回避、もう一度向かってくるセルレギオスに今度はリオレウス亜種が尻尾で迎撃、壁に叩きつけられたセルレギオスに火球ブレスを放つもこれを回避され今度は自分が爪で掻かれる。

最後は両者上を取り合うようにしてそのまま地底から出て行くという場面で終わる。

この上を取り合う描写も中々細かく、リオレウス亜種がセルレギオスを足蹴にしてバランスを崩した所に蹴りをお見舞いしようとするも、セルレギオスも負けじと蹴りを回避しリオレウス亜種の頭を蹴り落とす等かなりアツイ。


…このようなハンターそっちのけなあまりの激しさから「ハンターに対しては手を抜いてるんじゃないか」とツッコまれた。


とにかく、一見の価値ありである。



防具編集

キリンテール

防具はリオソウルシリーズと呼ばれる。

レウス装備の色違いだが、見切りや耳栓、業物といった攻守ともにバランスのとれたスキルが付く。他の防具が体色+黒が基本のカラーリングなのに対し、亜種は翼膜の緑も含まれており鮮やかで人気も高い。



関連項目編集

モンスターハンター 亜種

リオレウス

リオレウス希少種

黒炎王リオレウス


リオレイア亜種 - 本種と対をなす個体。

セルレギオス , ブラキディオス - 本編で戦いを繰り広げる。


メインモンスター(メインシリーズ)

リオレウスリオレウス亜種→リオレウス

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