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ヘタレウス

へたれうす

モンスターハンターシリーズに登場するリオレウスのプレイヤー達からの通称(蔑称)。「空の王者(笑)」。
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モンスターハンターシリーズの顔、そして看板として、シリーズ皆勤賞である火竜リオレウス
ゲーム内でも「天空の王者」「飛竜の王」などと誉れ高い扱いを受け、代々強大なモンスターとしてハンター達の前に立ちはだかってきた。
そのワイバーン然とした王道的デザイン、そしてモンスターハンターの顔を勤めている事からプレイヤー達からの人気も高い。

そして、いざ戦ってみると「高高度まで上昇し火球ブレスを放つ」「滞空状態になると蹴りで急襲してくる」など、まさしくコンセプトの「天空の王者」を意識した戦闘スタイルを持っていることがわかる。


…が、この戦法が王とは言いがたい戦い方だ、などと言われる事もある。
というかリオレウスは「ストレスを感じるモンスター」としてよく槍玉に挙げられ、そして一部では蛇蝎のごとく嫌われているのだ。


MHP2G以前では

いわゆる「旧大陸」と呼ばれていた頃のリオレウス。
この頃から高い攻撃力などを有し、初見のハンターは間違っても太刀打ちできないような強敵だったが、よくよく行動を観察して見ると
「ただその場で垂直に飛び上がり、こちらの攻撃が届かない位置から、火球を放つか蹴るかした後に普通にそのまま垂直に降りてくる」
という行動を延々と繰り返すだけであり、落ち着いて立ち回っていればぶっちゃけそんなに強い印象がある存在でもなかった。

行動

  • ワールドツアー
恐らくリオレウスがへたれ呼ばわりされる事になった最大の原因。
広大なエリアを飛び回りながらハンターを捕捉、その後咆哮をあげながら勢いよく滑空してくる技なのだが、そのエリア周回の時間が結構長く、ハタから見れば「ただそのエリアを長時間飛び回るだけ」というただの時間稼ぎとも取られかねない行動にしか見えないのである。
滑空に関しても攻撃性能が下手したらその場で全く動かなくても当たらないという残念性能。
滑空した後も勢いあまり、エリア外にカッ飛んだりする。そうなった場合リオレウスが元の位置に戻るまで移動するため、更に時間を食う。やっと降りてきてようやく攻撃できる…なんて思ってたらまたワールドツアーなんて事になったらそりゃストレスも溜まるだろう。
  • 上空からの攻撃
真上へ空高く舞い上がり、上から蹴り、火球ブレスを放ってくるのだが、こちらの攻撃が届かないような場所で(ガンナーなら届くが)延々と攻撃してくるもんだからツライ。
しかも飛び上がられたところでこちらが真下にいれば全く攻撃が当たらず、お互い攻撃が当たらずただ時間だけが流れていく事も、プレイヤーがストレスを感じる理由だろう。
  • エリアチェンジの頻度
これもかなり有名。当時のリオレウスの移動頻度は現在では考えられないほど不自然に高く、飛んで移動することからどこへ向かったのか分かりづらい、クエスト開始直後から移動しまくっているためそもそもリオレウスが見つからない、ということもザラであった。
やっと見つけていざ戦闘…と思ったら上記のワールドツアーを使用され、そのままエリア移動なんてされた日には泣きたくなるだろう。

…こういったまるで時間を稼いだりプレイヤーから逃げているかのような行動からプレイヤーからは「ヘタレウス」「空の王者(笑)」といった蔑称で呼ばれるようになってしまったというわけである。
実際に彼との戦闘での一番の失敗理由は時間切れである。


…だがしかし、MH3以降からはこれらが見直され、大幅にスタイルを変更された。


MH3以降では

いわゆる「新大陸」と呼ばれるようになった頃のリオレウス。
多すぎたエリアチェンジの頻度は普通のモンスター程度に抑えられ、ワールドツアーはかなり頻度が減り作品によってはあるステージ限定、などのように扱われた。
戦闘スタイルも大幅に変わり、ハンターの攻撃が届く位置である低空飛行(ホバリング状態)で攻撃してくるスタイルへ形を変えた。

これでもうヘタレなんぞとは言わせない、積極的に襲ってくる天空の王者らしい姿となった。


と思いきや…


行動

  • 低空飛行
以前はろくな戦いにならない事こそあれ、空高く舞い上がり、広大なエリアを悠然と飛び回る姿に古参プレイヤーは戦慄したものだが、今度はホバリングで追いかけてくる姿から「低空の王者」と皮肉交じりに呼ばれるようになってしまう。人にもよるが、低い位置から迫ってくる姿が「なんか迫力がない」という理由もあるのだろう。
  • 風圧
羽ばたきながら迫ってくるのだから当然風圧はくる。
特にガードが重要な役割を持つランサーなんかは度々風圧に動きを止められ、何もできないうちに被弾…という事になりやすい。
  • バックジャンプブレス
最も凶悪な攻撃。地面へ火球を放った反動でそのままホバリング状態に移行する技。
新作リオレウスといえばこの攻撃ともいえる。ノーモーションでしかもカウンター気味に真横にいようがぶち当ててくるこの攻撃にイライラさせられるプレイヤーも多いかもしれない。
  • 機動力
空の王者らしく、空での機動力はひたすらに高い。空中でもまるで地上で動き回るが如く激しく暴れる。そのため中々付け入る隙を与えてくれない。特に希少種あたりは物凄くすばしっこいので殆ど一方的な戦いになることも…
空中での行動が厄介になった分、飛行一辺倒になったこのリオレウスはかなり手強い。

羽ばたきながらハンターを追い詰める姿は彼の「高い飛行能力をもつ」という設定を上手く表しており、ただその場で飛んで降りてを繰り返していた旧作よりも生物めいた姿となったのだが、空中でも機敏に動き回る全く別物になった戦闘スタイルはどうしても人を選ぶらしく、特に着地点で溜めながら待ち伏せできた大剣やハンマー使いからの評価は凄まじく悪い。

そんなこんなで、一部からは圧倒的な存在感を放つ強敵というよりは「ただ面倒なモンスター」「クソモンス」と酷評されるに至ったワケである。
へたれ扱いも未だにされており、現在でも「チキン飛竜」「ヘタレの王者」ならまだしも「フライドチキン」「ハエ」などあんまりにもあんまりな言われ方をされる事もある。
というかもうここまできたら単なる悪口じゃなかろうか

MHP2G以前のリオレウスはあんまり強くなかったこともあり、「へたれ」という呼び名も幾分「愛称」のニュアンスも含まれていただろうが、
MH3以降からは以前よりめちゃくちゃ強くなったこともあり憎悪剥き出しのマジな蔑称として使われることも多く、むしろ扱い悪化してると言えなくもない。


…ここまでくるとモンスターハンターの看板と言える存在なのに
「天空の王者」らしく空高く舞い上がればへたれ、ハンターにも攻撃が届く位置まで高度を下げれば「低空の王者」と呼ばれるリオレウスが不憫な気もする。


こんな具合にボロボロに言われてきたリオレウスであるが、MHWでは行動の低速化、隙の増加など戦いやすくなるような調整をされた。

MHWでは

今作ではリオレウスに限らず、モンスター全体にリアリティが追求されており、無理のない自然な挙動を振る舞うようにモーションが変更、または追加されている。
リオレウスも、空中にいる時の行動は相変わらず厄介だが
地上での行動の大幅な弱体化、飛行時の隙の増加、など色々な調整を受け、
ハンター側にも「環境利用」などのシステムが導入される等、戦いやすくなるような要素が多数追加された。

そんなわけで、MHWのリオレウスには好評価も比較的増え、「歴代で最も戦いやすい」と評価する声も挙がるようにもなった。

…とはいえ、まだまだへたれ扱いされることも多い。

彼の支配するフィールドである「古代樹の森」は非常に入り組んでおり、一度リオレウスがエリア移動すれば、追いつくのは容易ではない。
やっとこ追いついてまたエリア移動なんてされれば、倒すのも一苦労だろう。
また一つ一つのエリアが狭く、しかもリオレウスは全く気にもせず暴れまわるため、戦いづらくなることも多くなるだろう。
  • 拘束技
今作のリオレウスの拘束技は今までのように「押さえつけて食いかかる」ものではなく、「掴みかかって投げ飛ばす」というものに変更されている。
威力こそ低いが、どちらかというと「他の技へ繋げる」という意図で使用してくる。そして使用頻度がそれなりに多い。
投げ飛ばされ→蹴られる→また掴まれて投げ飛ばされる→火球でトドメ
なんてされる事も…
さすがに毎度こんなことをしてくるわけではないが、もしこんなハメみたいな事をされればイライラもするだろう。

さらに今作の亜種は相当厄介なものに調整されているため(該当記事参照)、やはりまだ悪評も絶えない。


ムービー内では

ゲーム的にへたれ扱いされている彼だが、それ以外にもゲーム内の描写からへたれ扱いされる事も多い。

ムービーにおけるリオレウスの活躍
初代やMH3のものを見てみると、リオレウスの狩りの様子が描写されている。
その両者に共通するものは大体ランポス、ジャギィなどの小物から獲物を横取りしているというもの。
もっというとMH3では横取りした後に「大海の王者」ラギアクルスが現れるのだが、ちょっと威嚇した後その場から獲物を持って逃げ去るという行動に出ているのである。
この描写から「自分で狩りをしない卑怯者」「弱い相手にしか強く出れないヘタレ」というふうな扱いをされたりする。

リオレウスVSラギアクルス



しかし自然の世界に落とし込んでみれば「体力の消費を最低限控えて獲物を得る」のは自然に生きる生き物として当然のことであり、ラギアクルスが現れた時点で獲物を得ていたリオレウスがわざわざ戦う理由も何一つなく、目的も達成したんだしその場で逃げるのも当然の行為である。
獲物を横取りするのも、単に狩りをして体力を消費するより他者から奪う方が効率的だからであり、むしろ他者から獲物を横取りできるのはリオレウスのような「強者」の特権でもある。

その後、続編のMHXでは飛行中に「電の反逆者」ライゼクスと戦闘する様子が描写されている。
この内容を見てみると
飛んでいたリオレウスにいきなりライゼクスが急襲、リオレウスが逃走しライゼクスがそれを追いかけ回す、迎撃に移ったリオレウスとライゼクスがもみくちゃになりながら転落し、最後はライゼクスにマウントを取られ、そのままフェードアウト
というもの。
こんな内容からなおのことヘタレ扱いされたことは最早言うまでもない。

王者と悪漢



しかし、このリオレウスの行動もちゃんと理にかなったことであり、
いきなり不意打ちで来られたんだから態勢を整えるために一旦逃走するのは間違いでもなんでもない。もっと言うとライゼクスは本調子である電荷状態へ移行している上に、リオレウスの苦手とする雷属性を操る。
というかリオレウスもある程度逃げた後迎撃に移っており、ライゼクスの追撃を避けて、何度か上を取り蹴りも数発お見舞いしている。
最終的に組み敷かれはしたがよくみると口から火を噴き出しているため怒り状態になっていることが分かる。

基本的に自分と同格の存在が現れた時は極力戦闘を避けているためへたれ呼ばわりされる事が多いのだろうが、自然界においては命を落とすリスクのある戦闘は避けるのが普通である。
とはいえ、戦いそのものを好むような生物として異常なものもいるにはいるが。
…まぁしかし男子たるもの、モンスター同士の熱い戦いを見てみたいと考える気持ちは間違ってない。決して間違ってはいない。


余談

よく空を飛ぶとは言っても、行動を妨害してくる風圧を防ぐために「風圧無効」をつける、飛び上がったリオレウスを地面に引きずり下ろすために閃光玉を用意しておく、バックジャンプブレスに対応するために「耳栓」をつけるなど、スキルやアイテムをしっかりと準備しておけばかなり快適に立ち回れる相手である。
相性の悪い武器種であっても戦い方によっては優位に立ち回る事もできる。
「相手の動きをよく分析して立ち回りや手段を変える」事がより重要になってくるモンスターであるからこそ、評価の差も大きいのかもしれない。

飛行に特化し、「天空の王者」と呼称されるリオレウス。
結局「空中がホームグラウンド」という設定上、ハンターが戦いづらいというのは最早必然であり、悪評もある程度仕方のない事なのかもしれない。

The king
Hunting Rathalos Part 2



とにかく散々な言われようだが、前述した通り「ヘタレウス」などの呼び方は「愛称」ではなく「蔑称」である。
モンスターハンターの看板として、単純に彼に好意をもっているプレイヤーも決して少なくない。
安易にこの言葉を使うことは控えた方が良い。本人にその気は無かったとしても不毛な争いに発展する恐れもあるだろう。

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リオレウス
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黒炎王リオレウス

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