概要
ゼルレウスとは『モンスターハンターフロンティアG』に登場するモンスターである。
リオレウスの新種とされているが、それ以外の関連性は未だ不明。通常のリオレウスとは異なり、白い甲殻を持っている。
同じくリオレイアに酷似したUNKNOWNと言うモンスターが存在するため、一時はゼルレウスはUNKNOWNの雄個体ではないかとも言われていたが、詳細は不明。ただ、目が赤く発光しており行動の際に残光を残すこと、一部の武具を強化する際にUNKNOWNの素材を必要とすること、ゲーム内イベント「双頭襲撃戦」でゼルレウスとUNKNOWNを同時に狩猟するクエストが配信されたことなど、何らかの関連性があることを窺わせる要素はある。
ゼルレウスに纏わる言い伝え
この飛竜には様々な言い伝えが存在する。
ある地方では
「白き飛竜に出会いし者は大願が成就する」
とされ神聖な生き物として祀られているのに対し
またある地方では
「白き飛竜に出会いし者には災いが訪れる」
とされ、不吉な生き物として恐れられている。
様々な形姿を持つこの飛竜は対峙する者の心を写し出すのかもしれない。
(MHF-G3公式サイトより抜粋)
適応
ゼルレウスの最大の特徴としてプレイヤー側の攻撃に応じて自身を適応化させる能力がある
この能力はプレイヤー側の物理攻撃(斬、打、弾)の中で一番多くダメージを与えた武器種に対して有利になるように自身を強化する特性を持つ
適応が発動した際、ゼルレウスが光に包まれ、光が消えると自身の体の一部に変化が現れる、変化は武器種に応じて
斬:脚に棘が生え、尻尾の甲殻が展開される
打:顎の突起が肥大化
弾:翼爪が肥大化
そして、適応化された武器種はその武器種の弱点部位が大幅に硬化、殆どの攻撃が遮断される
斬は尻尾と脚、打は頭、弾は翼が弱点部位だが適応化されたら一転して一番攻撃してはいけない部位に変貌する(因みに、硬化した部位以外は攻撃自体は通るがさほど大きいダメージは与えられない)
つまり、適応化されたら弱点が弱点でなくなる為、適応化された武器種はダメージをさほど与えられない部位を攻撃するか、遮断される適応化された部位を攻撃するかの2択を強要される
更に、弱点が硬化するだけではなく適応化された武器種に対して有利になるような攻撃が追加&既存の攻撃が強化される
斬:尻尾振りや回転攻撃の際に光の刃が現れて回避した所を追撃したり、タックルが高速化&移動距離増加で距離を離されたりと張り付いての立ち回りが困難になる
更に、この状態に追加される攻撃で「ホバリングキック→バックジャンプと同時に尻尾から一直線にレーザー発射→レーザーの軌道上の地面が爆発」という一連の攻撃は、適応前に尻尾を切断された場合はレーザーの発射は止めれないどころか尻尾を切断されてリミッターが外れたのかレーザー発射の瞬間に膨大な光の粒子が溢れだすようになる、しかもその粒子全てが攻撃判定を持つため回避が更に困難になるという「部位破壊をすれば攻撃が弱まるor攻撃範囲が狭まるモンスターハンターにおいて、部位破壊をすることで逆に強化される」という前代未聞の特性を持つ
打:前方への突進が強化されたり(高速化&打ち上げ)、頭部への攻撃に対してのカウンター攻撃が追加されたりと、頭部への接近や攻撃が困難になる
弾:翼爪から光弾を発射したり、ピンポント爆発を起こしたりとガンナーの適正距離を広範囲に攻撃するようになる
これらの結果、ゼルレウス狩猟の際は武器種をバランス良く分ける必要があり、武器種を1種類に集中させたり、必然的に1つの武器種になるソロプレイではゼルレウスが終始有利になる展開が避けれず、火力を最大限まで重視しても寧ろ時間がかかってしまう
余談
ゼルレウスは、地上や空中は勿論のこと、あろうことか地中に潜る技まで有している。
それも上昇してから一気に急降下し、翼を広げたままドリルのように高速回転して潜っていくのだから始末に負えない。
リオレウスの新種であるので火属性と思うかもしれないが、ゼルレウスは新たな属性である「光属性」である。
と、思いがちだがゼルレウス自身の属性ではなく、ゼルレウスの武器に光属性がつく。
ちなみに、光属性は雷属性と火属性の複合属性である。
また、防具には「適応撃」という特殊なスキルがつく。