概要
新大陸では古代樹の森の水辺や大蟻塚の荒地の沼地、それ以外では大社跡や水没林などに生息している小型モンスター。
オレンジ色のヒレと何本も生えたヒゲが付いたナマズと魚の中間のような見た目が特徴。
生命力は折り紙付きで、沼地でも水質に関係なく生活している。
数体の群れで水面からヒレを出しながら泳いでいるが、性格は凶暴であり、水辺に侵入した者に対しては容赦無く跳びかかって攻撃してくる。
また飛び掛かりで水から揚がっても体をくねらせて多少は活動することが出来、そのまま水辺にも戻れる。
ジュラトドスとは敵対関係もなく共生しているようで、戦闘中でもハンターのみを目標を定めて攻撃する。
釣りをしていても容赦なく飛び掛かってくるが、完全な水棲で生息範囲が限られている分、他の小型モンスターに比べれば厄介さは低い。
…とはいえジュラトドス戦では稀に絶妙に邪魔をしてくることがあるが。
剥ぎ取りで入手できるヒゲや皮はバウンティなどで何かと必要になり、小型モンスター討伐のバウンティでもジュラトドスの寝床と初期キャンプ付近の水辺を往復して簡単にこなすことも出来る。
肉食魚(ナマズ型)
MH3にて登場した魚類。
水没林の水中に生息する巨大魚で、攻撃性・体力が魚類の中では高め。
MH3における魚類の共通仕様として、漁獲モリで仕留めると剥ぎ取りできる。
しかしながらナマズ型は魚類の中でもタフな部類に入るため、ある程度武器で体力を削っておかないと不毛な漁をすることとなる。
彼ら魚類に分類される小型モンスターは水中戦があるMH3/MH3Gにのみ登場しており、水中戦が存在しないMHP3やMH4~MHXXでは登場機会のない珍しい存在であった。
MHWorldのPVにてガライーバが公開された際には「ナマズが復活した!」と注目されたものの、明確に小型モンスターとして扱われており漁獲モリ不要で剥ぎ取り可能、姿が少々異なる(ガライーバの方は腹が膨れ全長がやや短い)ことから別種と考えられるようになった。
ところが、公式イベント「モンスターハンター15周年展」にて状況は一転。
無印からMHWorldに至るまでのモンスターが大型・小型を問わず初登場順に出現するサイズ比較ムービーが示されており、その中でガライーバが他の魚類共々MH3にて初出として描かれていたのである。
別種であれば描かれているべきである肉食魚(ナマズ型)のみ姿形もないことから、両者は同一の存在ということが初めて明示された。
シルエットが変わったのはリオレウスのように生物学的リファインがされたからだと考えられる。
旧作から名称変更された前例としてはMHPの白ランポス⇒MHP2以降のギアノスが挙げられる。
余談
このモンスターの分類は前述の通り魚類だが、バージョン3.0のアップデートまで魚竜種と誤植されてしまっていた。