概要
走竜下目の一派(所謂“ドス鳥竜”)。MH3(tri)にて初登場し、シリーズが進むごとに数々の種類が追加されてきた。
今では(走竜下目の元祖たる)ランポス系をも数で上回り、下目を代表する勢力と化している(2024年11月現在)。
一部例外はあるが、ランポス系に比べてリーダー・子分の体格差が激しい傾向があり、リーダー側(ドス個体)は人間を優に超える巨体なのに対し、子分側は大抵ハンター以下の体高しかない。
また、全体的に嘴や鉤爪の発達が控えめであり、(毛や羽毛を持つ種はいるが)鳥竜というよりも獣竜種に近い顔付き・体形をしている。そのためか、身のこなしも獣竜種みたくのっしりとしており、ランポス系のような脚力を生かしたステップ移動、大ジャンプなどは行わず、代わりに力強い体当たりや、尻尾を活かした攻撃を得意とする種が多い。
MH3からは生態の描写がリアルになったこともあってか、別名の通りイヌ(狗)のようによく鳴き、仲間同士で積極的にコミュニケーションを取ろうとする。
特にドス個体の統率力は凄まじく、遠吠えで迅速に子分達を呼び寄せた後、標的の包囲・攻撃といった的確な指示を与え、高いチームワークを発揮する。
なお、冒頭ではMH3にて初登場と述べたものの、「狗竜」という別名自体はMHP3から付けられたものである。
このグループのモンスター
ジャギィ系
元祖「狗竜」。この系統のみ雄雌の区分がある。
バギィ系
「眠狗竜」。眠らせる攻撃が得意。
フロギィ系
「毒狗竜」。毒攻撃が得意。この系統はMHP3で登場。
マッカォ系
「跳狗竜」。尻尾だけで立つ・跳ねることが出来、それをバネのように活かした跳躍や蹴り技が得意。特にドス個体のバネは非常に強力で、尻尾で立っている間はランポス系に匹敵する機動力・瞬発力を発揮出来る程。この系統はMHXで登場。
イズチ系
「鎌鼬竜」。鎌状の尻尾を武器とし、親玉と精鋭2頭による三位一体の戦闘が得意。ドス鳥竜としてはイレギュラーな名称・骨格だが、分類上は狗竜上科であることが判明している(よく見ると、爪の形もジャギィ系に近かったりする)。この系統はMHRiseで登場。
オルギィ系
「狡狗竜」。群れを成して狡猾に狩りをすることが得意。この系統はMHR:Sで登場。
なお、現時点で唯一ドス個体が発見されていない狗竜でもある。
アピポス系
「砂狗竜」。フロギィ系にアヌビスを混ぜたような外見をしており、砂を用いた攻撃を得意とする。この系統はMHXRで登場。
しかし派生作品のみの登場故に下記の生態樹形図には記載されていない。
走竜下目モンスター派生
走竜下目
└狗竜
├┬ジャギィ─ドスジャギィ
│└ジャギィノス
├バギィ─ドスバギィ
├フロギィ─ドスフロギィ
├マッカォ─ドスマッカォ
├イズチ─オサイズチ
└オルギィ