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赤チンの編集履歴

2021-02-25 00:05:48 バージョン

赤チン

あかちん

マーキュロクロム液の俗称、20世紀には消毒液として普及していた。

概要

「マーキュロクロム液」の俗称、1918年米国で発見。

「赤チン」の呼称はそれ以前に普及していたヨードチンキに対して赤いため。1980年代までは傷の処置に消毒液としてよく使われていた。


「しみやすい」、「患部に赤い色がつく」などの欠点があり、製造工程で水銀が発生するという理由から1973年頃に国内での原料の製造が中止、以降は同時期に登場したマキロンや、以前から存在したポビドンヨード液(商標名イソジン)に押されて徐々に需要が低下していった。さらに21世紀に入ると、消毒液自体を使わない「湿潤療法」が勧められるようになる。


国は水銀が環境汚染するとして2020年限りでマーキュロクロム液を使った製品の製造を禁止、長く親しまれた「赤チン」も国内から姿を消すことになった。

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