よく、世間でタロットカードで最も不吉とされている大アルカナのカード。
番号は振られていないこともある。
文字通り鎌を持った死神(骸骨姿など)が描かれている事が多いカードであり
周囲に死体が描かれているカードもある。
正位置の意味は物事の終了や中止など、死に限定はしないものの終わりを意味するものが多く、
逆位置の意味は新しい始まりや転換など、終わったものから一変する意味合いとなる。
この死神のカードが登場することが多い(更に悪い意味で出てくる事が多い)ため
このカードをタロットカードで最も恐ろしいカードと思う人もおり、
タロットカードというものを朧気にしか知らないという人であっても
死神のアルカナ(カード)の存在は知っている、という人は少なくない。
しかしながらこのカードには逆位置にはポジティブな意味が存在するのに対し、
塔のカードではポジティブな意味が全く存在しないため塔のカードの方がネガティブなカードと言える。