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セントエルモの火の編集履歴

2021-03-05 13:02:53 バージョン

セントエルモの火

せんとえるものひ

自然界における放電・発光現象。 船乗りの守護聖人「聖エラスムス」が起こした奇跡としてその名がついた。

セントエルモの火とは――

  1. 自然界における発光現象の一。
  2. BUMP OF CHICKENの楽曲。

発光現象「セントエルモの火」

船乗りの間で伝承される発光現象。

由来は3世紀~4世紀初頭に活躍したキリスト教殉教者エラスムスに由来する。


あるときエラスムスの乗り合わせたに遭い、転覆の危機にさらされた。

そこでエラスムスはに熱心に祈りを捧げると、嵐は治まり船の帆先に青白い炎が灯っていたという。

この出来事から、エラスムスは船乗りの守護聖人として崇められており、船乗りの間で「航海の安全をもたらす奇瑞」とも「不吉への警鐘」ともされるようになった。


紀元前にも幾度か記録され、古代ローマではユリウス・カエサルの『アフリカ戦記』、大プリニウスの『博物誌』、また近代の小説白鯨』(著:ハーマン・メルヴィル)でも登場した。


古代ギリシャ文明でも記録されており、単体だけのものを「ヘレネー」、二つ以上のものを「カストルとポルックス」と呼んだという。

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