概要
袈裟固め(袈裟固)とは、柔道の抑込技(抑え込み技)の一つ。
柔道の寝技の授業で習ったり、刑事ドラマなどの逮捕術で比較的によく目にする柔道技である。
相手の脇腹付近に移動し、片腕を相手の首の後ろに通す形で抱えて、もう片方の腕を相手の腕(または道着)を掴み、相手の上に密着して自身の体で抑え込む。
この体勢で相手を20秒間抑え込めば1本となる。
柔道以外では、柔道出身のプロレスラーがフォールの際に使用したり、総合格闘技の試合でヘッドロック(グラウンドヘッドロック)への派生技として使用される事がある。
また、袈裟固めとV1アームロックを合わせたアナコンダバイスといった複合技などの一部に利用される事が多い。