概要
本来の意図と誤って言ってしまうこと、またはその言葉。類義語に「言い損ない」「言い違い」「読み間違い」、表記揺れに「言い間違え」など。
主に故意によるものではない、発話の意図からの逸脱を意味するものであり、最初からウケを狙ったり笑いを取ろうとしたりして発せられる言葉、または最初から物事を勘違いして覚えていた上で発せられる言葉はここで言うところの「言い間違い」ではないとされる。
この記事を見ている人の中にも、「失意のどん底」を「失意のズンドコ」、「フランダースの犬」を「フラダンスの犬」などと思わず言ってしまった経験はあるであろう。主としてその類のものである。
有名な言い間違いとしては、政治家の麻生太郎が首相時代に国会答弁で「未曾有」(みぞう)を「みぞうゆう」と発言したり、サッカー日本代表の本田圭佑がテレビ番組のインタビューで「清々しい」(すがすがしい)を「きよきよしい」と誤読したものなどが挙げられる。
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