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石川ストックの編集履歴

2021-04-01 10:38:56 バージョン

石川ストック

いしかわやづつ

石川矢筒とはハーン様をも戦慄させた、冥人どもの卑劣な策にございます。

ハーンとの対話・番外の壱 ~弓取りの悩みの段~

武士として正々堂々戦うか、守るために誉れを捨て手段を選ばず戦うか。

ハーン様は常に冥人めにその二択を突きつけ戦意を削ぎ続けていらっしゃいました。そのような本作でございます故、此度の戦において対馬の弓取は戦場の主役にあらず。闇討と死合が流行る対馬にて一歩引いた位置に置かれることを余儀なくされました。

なぜなら、ハーン様率いる蒙古の大軍勢を前に、矢の所持数は最大強化してもあまりにも抑えめなのでございました。

戻矢の護符なるものを装備すれば一定確率で矢を回収できるようではありますが、回収前に矢が尽きるは必然。

開世界欧米遊戯なる地より現れた冥人共は三人称視点射撃遊戯主観視点射撃遊戯なる奇妙な弓取衆に属すると聞き及びますが、弓そのものが無力たる対馬の地にて奴らは物の数ではない。ハーン様はそう断じられました。


ハーンとの対話・番外の弐 ~卑劣なる策の段~

しかし、卑劣なる冥人共は呟之文における密会の末、恐るべき策を閃いたのでございます。

「味方に刺さった矢は暫し身体に残る。これは矢筒として使える…(声:中井和哉)」

奴らはすぐさまその策を実行に移し、弓取として名高い石川先生の額を躊躇なく矢筒としたのでございます。何たる卑劣。これが武士のやることでありましょうか、いやある筈がありません。

頭髪のごとく矢を頭に生やした石川先生が姿を現した際には、ハーン様も唖然とし、あの小生意気な境井仁すらも肝を冷やしておるようでした。

  • 頭を射抜かれつつも泰然自若としなさる石川先生。
  • あの境井めの呆然とする姿。
  • 何食わぬ顔で作業を続ける女子。
  • 堂々と表示される「仁之道」。

地獄絵図を体現したかのようなこの電信絵巻は呟之文を席巻し、瞬く間に新たな冥人共を増やしたのでございます。

ああ、もはやこの対馬に誉れはないのでしょうか。


ハーンとの対話・番外の弐参 ~石川の罪の段~

しかし、すぐに自らを取り戻したハーン様はこうおっしゃいました。

あの男は我が軍にて「屑先生」「圧力先生」「自然的屑」と呼ばれている、と。

斥候の報告によれば、冥人一味ですら皆一様に石川の人格には辛辣な評価を下しているとのこと。「若い頃は傲慢で無情だった」と述懐しつつも今なおその本質は変わっていない、故にこの男の弟子を我が方に引き入れることができたと。

矢筒として石川が選ばれたのは、冥人共にとっても必然だったのでございます。

撃っても心が傷まぬ男。

境井に与する誉れなき者にはふさわしい仕打ちといえましょう。


関連絵巻にございます。

Twitterで上げたツシマ落書き蓬莱山ストック


関連足具・外部輪駆にございます。

Ghost_of_Tsushima 石川先生 Sensei_Ishikawa

だいたいこいつのせいせりさんのtwitter


崩褸遭絶之肆:ハーン様曰く、海の向こうには物品を切断した骸に詰め込み、重さを消す「死体混体成」な妖術があるそうでございます。恐ろしや…

天州之伍 空輪夢:ハーン様曰く、異界に存在する怒刃琴なる者は自らを撃ち抜いた矢すらも我が物とするとか…

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