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概要

ウトゥック(Utukku)とはバビロニア神話に登場する精霊もしくは悪霊の総称で、日本の創作ではウトックウストックとも表記され、ウドゥグ(Udug)とも呼ばれる。

その姿は人間と変わらないとされることが多いが、頭部が獅子、もしくは胴がである半人半獣の姿として描写される場合もある。

生前にきちんと埋葬されなかった者がなるという悪霊はエキンムエディンムと呼ばれ、手にした剣で妻や子を傷つけ冥界に連れ去るという悪霊はガルラと呼ばれる。

創作での扱い

※メイン画像

ウストック表記で『東西妖怪図絵』や『妖怪《世界編》入門』に、イラク出身の透明な悪霊で手にした剣で人を傷つけるという骸骨馬に乗る姿で紹介された。

後にウトック名義で、岩だらけの山を歩く青白い顔の悪霊としても妖怪画が描かれている。

犬目線で小言を言うのが趣味の白犬姿のメギド。元は黒犬のメギドでマモンに引き抜かれて以来、主に仕える陰の者としてイヌーンという偽名を名乗っている。

ウトゥック(メギド72)

ウトック

魔神転生』にローマ風の骸骨剣士”邪鬼”ウストックとして登場。『2』では差別化されターバンを巻いている姿になっている。

  • 魔界学園カタストロフィ
センシティブな作品

「虹無羅ウトゥック」として登場。

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