概要
ゲーム版にのみ登場する「女帝」の名を冠するLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
外見は名前的に対になるジ・エンペラーを踏襲した部分が多いが、カラーリングはアキレスを意識したものとなっている。
ナイトフレームの性能でありながらストライダーフレームに近い性質を持つとされ、実際、その重量はストライダーフレーム並みのものとなっている。
耐性面では、光属性以外の付加属性耐性がほぼ皆無な代わりに全ての物理属性耐性は異様に高くダメージが通りにくい。
シリーズ最高難易度と称される『BOOST』の裏ランキングバトルでは、お世話になった人も多いとか。
レッグパーツは氷上・水上と相性が良く、氷河フィールドなどでは移動速度が向上する。
ちなみに、『W』からはフレームタイプがストライダーフレームへと変更された。
基本装備は、ジ・エンペラーの装備「ティターニア」を踏襲した金色のメイス「聖鎚アフロディーテ」。
……と、ここまで書いたが、問題はその使用者であり、なんとあの山野博士のLBXなのである。
本機も当然山野淳一郎のハンドメイドであり、無印のランキングバトルで使用する。
物理属性耐性の高さ故に、攻撃力を上昇させる必殺ファンクション「ファイタースピリット」や、ドーピングアイテムの「アタックリキッドZ」等を活用しなければ、無印時点では最強だった攻撃力500クラスの武器でもダメージを通すのは難しく、逆にこちらはサドンデスルールによって通常攻撃でも大きなダメージを受けてしまう為、当時は多くのプレイヤーに「1位のピノンよりも強い」と言わしめた。
マイナーチェンジ版の『BOOST』『爆ブースト』においては、機体ACの上限が200に引き上げられた事や、裏ランキングバトル等でより強力な武器が手に入る様になった事もあり、無印よりは幾らか楽になっている。
それでも、それらの追加要素を活かせない初見プレイでは変わらず強敵である。
『装甲娘』において
ミゼレムクライシス版で初登場したキャラクターの一人であり、公式サイトではその姿も確認する事が出来る。
しかし、本名やCV等の詳細は一切不明のまま、サービス終了が決定してしまった。
TCG版での登場に期待したい所である。