キュリア星人
じょうかうちゅうじん
「君にも守るものがある」
概要
300年前に宇宙船の故障で地球に不時着した友好的な宇宙人で、その際に霧隠村の村人たちに助けられ、異星人でもあるにも係らず自分を助けてくれた人々に感銘を受けそれ以来、山野という名の地球人になって村で開業医をしながらひっそりと暮らしている。
火傷に強い皮膚「キュリアレザー」、岩に隠れた対象をも透視する視力、衝撃を吸収するバネ状の骨「プロテクトボーン」などの数々の能力を備えているが、彼の最大の特徴は毒素を吸収して中和する『ブリーズパワー』という能力であり、ある日村付近に落下した隕石に付着していた種から発芽し、繁殖した宇宙植物アブトシアの撒き散らす毒花粉から村人たちを護るために長年吸収してきたが、限界に近付き始め暴走状態に陥るようになっていた(その為にこの能力は星人にかなり負荷を与える上に自身の寿命を削る事になる能力だと推測される)。
その為、調査に訪れたムサシと出会った際、彼がウルトラマンコスモスだと知ると、もしも自身が完全に自我を失った際は自分を殺すように頼んだが、彼からは(勿論)拒否される事に…。
その後、毒素の吸い過ぎで中和できなくなり完全に暴走状態に陥り、腕から破壊光線を発射しながら暴れ回るが、最後はコスモスエクリプスモードの『コズミューム光線』で体内に蓄積された毒素を全て除去してもらい、暴走状態から解放されると再び山野の姿へと戻ると村での生活へと戻っていった。
宇宙植物 アブトシア
身長体重:不明、出身:宇宙
またの名を宇宙の花『アブトシア』。
霧隠村近くに落下した隕石に付着して地球へと侵入して繁殖し、村の近くの林で群生している宇宙植物の一種。
地球人には猛毒の紫色の毒花粉を撒き散らすという性質を持っており、更に燃やすともっと有毒な毒を放出するという危険かつ厄介な植物である為、この花粉から村を護るために長い年月の間キュリア星人こと山野医師はこの毒花粉を吸収続けていた為に次第に体を蝕まれて暴走する事態を引き起す元凶となってしまった。
最終的にはコスモスエクリプスモードの『コズミューム光線』により毒素を取り除かれて無害化され、普通の植物へと変貌した。
尚、アプトシアという名前は放送当時には付いておらず、ごく最近付けられた名前である。