概要
ジャンル名はシンフォニックRPG。
「歌魔法自動作曲システム」という主人公が使う歌魔法の歌詞をプレイヤーが作り、その主人公が歌詞の通りに声を出して歌うという斬新なシステムが搭載されているのが特徴。
しかし
- ムービーが低クオリティすぎる(主人公の顔が怖い、大して荒れてないような海で舟が転覆する)上に、オープニングとエンディングにしかない
- 戦闘時の仲間の行動がイカれている(指示をしても勝手な行動をするので指示の意味がないなど)
- 取ってつけたようなシナリオの流れ(舟が転覆した理由を根拠もないのにラスボスのせいにするなど)
- エフェクトがとにかく地味で少ない
- BGMが単調(戦闘用BGMが「戦闘準備用BGM」と揶揄されるレベルで起伏がない)
- ストーリーもお使いの連続で非常に単調
- エンカウント率が高い(1歩動いたらエンカウント、が3連続で続くケースも)
- それなのに敵も味方も通常攻撃がミスりやすいのでテンポが異常なまでに悪い
- 仲間が頻繁に入れ替わるので育成の意味がない
etc...
という有様でクソゲー待ったなしである。
一番の売りであるはずの歌魔法の音声も、あまりにも(邪)神懸った野太い声に加え、文字ごとに音程が決められているため、どう作っても精神破壊歌になってしまう。これは巷で『黄昏のオードロイド』(またはオードロイド)と呼ばれ、これを用いて歌を作る猛者もいる。
同じPSのアンシャントロマンと並び、クソゲーを超えた「比類なき神ゲー」と称えられる怪作である。なおこのゲームのプレイヤーは、2ちゃんねるの本作品を語るスレのタイトルから『悪の手先』と呼ばれる。
従来は知る人ぞ知るクソゲーであったが、2021年に大手クソゲー系YouTuber『からすまAチャンネル』で紹介されて一気に知名度を上げた。
ただしそこそこ楽しまれているアンシャントロマンに比べると、戦闘もストーリーもエフェクトもBGMも延々と単調で、「本当に面白くなかった」「心の底から面白くなかった」と酷評されている。
関連タグ
弘司:キャラクターデザインとして参加。
ロックマンX5:プレステのゲームでOPとEDまでムービーなし。全編ドット絵などこのゲームと共通点がある後輩ゲーム。ただしこちらはクソゲーでも無ければ良ゲーでもなくボイスは掛け声だけはしっかりある。
外部リンク
ナニフツウ氏が実際にプレイ完走を果たし、詳しく取り上げられてある。