「皮肉だね 強くなるほど怖くなるんだ」
概要
夜桜家長女。銀髪のツインドリルヘアにゴスロリ衣装、そして何より幼女と見紛うほど幼い容姿が特徴だが、これでも20歳(ちなみに6歳のころから外見が変わっていない)。兄弟最年長である長兄の凶一郎がろくでなしのシスコンな為、家長的な役割も担っており、他の兄弟と比べて日常エピソードで太陽に関わることは少ない。
人物
長男に代わり家長の役割を担っているため、口調は「~だね」「~かね」といった年期の入ったようなもので、言動も年を食ったように達観している。強くなることを願う太陽に厳しい現実を突きつけ、敵の毒攻撃を見た際にも「庭掃除に便利そうだ」と呑気な発言をかましている。
ただその厳しさは優しさ故の裏返しであり、心の奥では母を亡くした時の恐怖に囚われており、強くなればなるほど失うことへの恐怖が強まる自分を疎ましく思っている。それゆえ面倒見の良さも兼ね備えており、太陽には先述のやり取りの後にそれでも彼の意図を汲み訓練を施している。
しかし、怖いものが大の苦手(ゾンビなどの力で倒せる化物は平気だが、幽霊や呪いといった合気が効かない類が苦手で、お化け屋敷を全壊させたことがあるらしい)。その上酒癖も悪く、わずかに酒が入っただけで暴れまわるほど。
能力
「あんたの敵意も殺意も 全てを受け入れよう」
体格には恵まれてはいないものの、合気と柔術に関しては天才的なセンスを持つ、夜桜式柔術「しだれ組手」の使い手であり、凶一郎ですら組み合った状態からの決闘で彼女に勝ったことはない。更に重量挙げに使うようなバーベルをヌンチャクのように振り回すほどの力を持つ。ただ体重が軽いために飛ばされやすいのが難点。
- 春一番
敵を遥か遠方まで投げ飛ばす。葉桜部隊1000人を一層する大技だが、使うと肩こりが酷くなる。
- 龍の花息吹
りんとの合体技。りんが二刃を前方に投げ飛ばし、二刃が対象を投げ飛ばす。走行中の列車を投げ飛ばすパワーと毒ガスを空気ごと吹き飛ばす繊細さを併せ持つ。
- 桜流し
炎などの攻撃を指でかき混ぜて相殺し、相手に打ち返す。
- 玉藻
周囲の空気を球状に操ることで敵の攻撃を防ぐ。
- 東風
零距離で衝撃波を放ち、敵の体内に残存するエネルギーすら浄化するほどの攻撃を放つ。
関連タグ
朝野太陽 夜桜六美 夜桜凶一郎 夜桜辛三 夜桜四怨 夜桜嫌五 夜桜七悪