概要
第28話「黒い指令超合金略奪作戦」に登場した機械獣。
左右に広げた両腕と脇、および足裏の噴射口からの噴射で、両腕を広げた状態で空を飛ぶ。また、背中には畳んだデビルウイングのような翼をもつ。飛行能力のみならず、海中での活動も可能。
両目からはウルトラキラー光線、口から電磁ミサイル、胸部に津波を起こせる振動波発生装置、頭部のアンテナから電撃を放つ。
全高19m、重量210t。
弓教授の偽物ロボットを用いて、光子力研究所を翻弄する作戦のために、マジンガーZを光子力研究所から引き離すために出撃した。ニセの弓教授の情報で海中での戦いが苦手と知った甲児は、海中で戦い苦戦した。
ニセの弓教授は所員たちに捕えられるも、本物の弓教授を人質にとったあしゅらのため、Zは手を出せなかった。しかし弓教授を助けたのちに反撃。
あしゅらは(まだ空を飛べない)マジンガーZをホーガスに抱えさせて成層圏まで飛ばそうとする。が、甲児は弓教授の助言を受けて地面を蹴り、その勢いでZとともにホーガスを地面に叩き付ける荒技を用い、倒すのだった。
余談
原案デザインは、五十子勝。
そのデザインは、MARVELのアメコミ、「ファンタスティックフォー」や「シルバーサーファー」に登場したコズミックビーイング、「ギャラクタス」に酷似している(というか、ほぼそのもの)。
口元や顔、色彩などが色々と変更され、決定稿となった。
また、「腕の脇に噴射口があり、両腕を左右に広げた状態で空を飛ぶ」というギミックは、横山光輝「鉄人28号」に登場する「VL2号」を彷彿とさせる。