CV.諸星すみれ
プロフィール
概要
父を失ってからは母親の笛口リョーコと二人で生活していた。
母・リョーコが人間を上手く狩れないこともあり、母子であんていくに食の面で世話になり始めた事から、霧嶋董香や金木研達と縁ができた。
義務教育を受けられずに育っているため、母やカネキから読み書きを教わっていた。あんていく来店中、スタッフルームでカネキやトーカに勉強を見てもらっていたこともあり、二人のことは「カネキお兄ちゃん」「トーカお姉ちゃん」と呼び、よく懐いている。
心優しいが引っ込み思案な性格をしており、戦闘には不向きと思われていたが、両親の敵であるCCG上等捜査官・真戸呉緒との戦いで喰種としての凄まじい才能を発揮した。攻撃力のある父の赫子と、防御に長けた母の赫子を両方受け継いでいる。
まだ幼く未熟だが上記の赫子以外でも喰種としての才能は高く、周囲の気配を察知させてみても、あんていくの古株従業員で喰種としてもベテランである入見カヤに「すごい」と言わせるなど、潜在能力は底知れない。
真戸との一件が収まってからはトーカの家に身を寄せていた。
アオギリの樹による事件後はカネキを放っておけず、彼の元へ向かった。
アニメではカネキに好意を抱いているような描写がある。
東京喰種:re
前作の終盤でカネキが失踪してしまった為、高槻泉から渡された名刺を頼りにアオギリの樹に所属する。特化した感知能力を武器に組織内ではヨツメと呼ばれ、指令役と情報収集を担いながら活動する。
人間オークション編ではアヤト、トルソーと共に警護として参加していたがオウルに一方的に嬲られる佐々木を見てカネキの生存を確信。
佐々木を守ろうと闘い、その献身的な行動は佐々木の中に潜む彼の認識を改めるきっかけとなる。
後に有馬班に囲まれ、死を覚悟したが佐々木が所有権を主張したことで討伐は免れコクリアに収監される。収監後は佐々木と交流を持ち、協力な姿勢を見せていたが半年後にカネキの記憶が蘇り疎遠となる。やがて廃棄処分の烙印を押されるも佐々木が行った反乱によりカネキと共に脱出を図る。途中でアヤトやバンジョー達とも再会し、無事にコクリアを脱獄した。一か月後は隻眼の王を師事し“黒山羊”に加入する。
長年カネキを慕い続けており、バンジョーと別れアオギリの樹に所属したのも無力さ故の後悔があったからである。アヤトから意識されているものの、ヒナミ自身は異性として見ていない様子。
アキラとは因縁があり、父・真戸呉緒により両親を惨殺されクインケにされた敵でもある。両親のクインケはアキラが所有しており、ヒナミが収監されている間はアキラが廃棄処分を促す発言もしていたが脱獄後は喰種擁護を行った罪で負傷しバンジョーに治療を受けるアキラをヒナミはカネキの仲間であると割り切り彼女を看病し続けた。
赫子
甲赫と鱗赫。
甲赫は二枚の蝶のような形状を持ち、高い防御力を持つ。鱗赫は筒状で甲赫と共に赤い円玉がある。:reでは二本の鱗赫が四本に増え、攻撃形態では角が生える。アニメでの配色は黄色と赤。
共に両親の赫子の長所を受け継いでおり、二種の赫包持ちというナッツクラッカーと同じ非常に珍しい喰種である。