「あなたたち、私のために死になさい」
CV:大浦冬華
概要
20区にある喫茶店「あんていく」に勤める妙齢の女性従業員。喰種。
従業員の中では、店長の芳村や古間円児とともにあんていく開店当初からの古株メンバー。
普段は物静かな一喫茶店員という風情だが、あんていくで働き始める前は、喰種対策局=CCG達にも悪名を轟かせる喰種集団「ブラックドーベル」の首領として猛威を振るっていた。
ブラックドーベル首領として戦う際は黒いアヌビスのような仮面を付けており、CCGから「黒狗」と呼ばれている。
CCGからのレート付けはSS級であり、戦闘能力は特等捜査官クラスとも渡り合えるレベル。
赫子は羽赫。
後にCCG主導で行われたあんていく制圧作戦では、かつての配下であるブラックドーベルの仲間達を率いて参加。因縁の敵である鉢川忠をはじめとした捜査官達を相手に奮戦するも、その場に居合わせた民間人の老婆を庇って負傷してしまう。
この戦いで、駆け付けた金木に助けられ、古間と共に戦線離脱。再会を約束していたが……金木が到着した時、約束の場所で待っていたのはCCG最強の捜査官と、夥しい数のブラックドーベルと猿の構成員の亡骸だった………!
人物像
あんていくの女性陣では一番の年長者ということもあり、まだ大人になりきれて居ないトーカやヒナミにも、大人の女性としていろいろ助言や気配りをしている。
上述の通りの経歴もあり、本格的な荒事の矢面に立つ際は普段の物静かさをかなぐり捨て、冷徹かつ凶暴なスタイルになるが、喰種捜査官との戦いの際には、捜査官の攻撃に巻き込まれそうになった一般人の老婆をかばって負傷するなど、(素の性格かあんていく勤務による心境の変化かは不明だが)ただの凶暴な戦闘者ではない一面もある。
東京喰種:re(ネタバレ注意)
最強の捜査官との戦いで古間と共に死亡したと思われていたが、実は2人とも生還していたことが判明した。
かつてのあんていくの仲間達と合流した後は、新しく開かれた喫茶店「:re」の店員として雌伏の時を過ごしていたが、CCGがアオギリを殲滅するために敢行した流島上陸作戦で、捜査官達の前に突然その姿を現して戦闘を仕掛けた。
「なーに?幽霊でも見る様なツラして」
腕利き捜査官である宇井や富良、倉元相手に戦った後、アオギリの残党を回収して撤退。拠点である「:re」で、3年ぶりに金木と再会する事になった。
「黒山羊」にも加入し、カネキら「食糧班」と24区アジトを中継する「連絡隊」として、23区と郊外の狭間で待機するも、(おそらく「V」の手で)古間や部下と共に首を刎ねられ本当に殺害されてしまった。その後遺体は「V」の手で回収された後、「自立式人型クインケ」こと「シュピールドーゼ」に改造され、「V」の手先としてCCGと喰種らを襲撃してしまうが、合流してきたヨモらにトドメを刺され事切れた。