概要
木の枝に滅茶苦茶ソックリな昆虫。英名がそのまんま「Walking Stick」であるというぞんざいさからもその擬態能力の高さはうかがい知れるだろう。
和名の由来は胴体に節が七つあるから、というこれまたそのまんまな代物。本来ナナフシと言うのは枝という意味でもあり、これに似ているから「ナナフシモドキ」通称「ナナフシ」とも言う。
ナナフシはバッタ・カマキリ・ゴキブリなどの近縁種であり、蛹にならない不完全変態の昆虫である。草食であり、その擬態の能力は鳥などの天敵から身を守る際にいかんなく発揮される。
昆虫としては珍しく、成虫になっても再生能力を持つ。敵に襲われた際にはタコやカニのようにわざと足を切断して逃げることもある。
ナナフシの中にはトビナナフシという翅のある種類もいて、日本でも沖縄県などに生息している。
新甲虫王者ムシキングにおけるナナフシ
おたすけムシとして登場。2016ファーストで初登場。属性はグー、レアリティはSR。
おたすけ技はグーで勝つと2ターンの間防御力を上げる「小枝隠れの術」。
なお防御アップの能力を持つお助け昆虫の中でSR以上のレアリティのムシはこのナナフシのみである。