CV:高山みなみ
人物
「ダッシュ!四駆郎」に登場する少年。
小柄な体系で出っ歯が特徴の顔に、ボロボロのジャケットと継ぎ接ぎのあるスラックスを着用し、ハンチング帽を被っている。
家は下町の食堂を営んでおり、原作では二階に売れない漫画家のザウルスが住んでいるという。
概要
単行本3巻「消えたエンペラーの巻」から登場。
日ノ丸四駆郎がワイドタイヤ交換の試走中に行方不明となったエンペラーをたまたま拾った店の常連の船長から貰い、「宝物」として子供たちの遊び道具となっていたが、それを見つけて返してほしいという四駆郎に輪子から借りたダンシングドールを賭けて勝負を要求する。その勝負で四駆郎のマシンテクニックに圧倒されて完敗し、以後は四駆郎を「兄貴」と慕う。輪子は「姉ちゃん」、他のダッシュメンバーは「~さん」付けで呼んでいる。
ミニ四駆選手権の地区大会では観客側にいたが、全国大会前の合宿以後はチームに参加、全国大会では補欠としてメンバー入りし、ワイルドミニ四駆を使用しなければならない準々決勝で大会デビューを果たす。
第2部では新生ダッシュ軍団の一人として地獄キャラバンに参加、その最中に木尾桃太郎と共に阿蘇の噴火で迷子になっていたところを皇快男児に助け出されていた。そして最後のレースでは桃太郎共々そのレースの行方を見守っている。
所有マシン
※拾い物のエンペラーは除く
- 手作りエンペラー…エンペラーの一件後に自作したマシン。ベースはブーメランJr.。後述するワイルドザウルスと共に使用するが、準々決勝中にレース中の展開にイラつく四駆郎に突き飛ばされて転んだ際に、アームポーチの中に入れてた状態で大破してしまう。
- ダッシュW-1 ワイルドザウルス…源太の家に住む売れない漫画家のザウルスがデザインしたマシンを、皇が他のダッシュ号の修理そっちのけで製作したワイルドミニ四駆。なし崩し的に源太のマシンとなっていた。実際に販売されているキットでは単三電池が搭載できるスペースをアタッチメントの交換で他のミニ四駆を乗せたりワカサギ釣り用の釣り竿にしている描写がある。ミニ四駆選手権全国大会決勝を間近に控えてタンクローが失踪し、チーム桃太郎侍の合宿に参加する姿を見て連れ戻すべく、鬼堂院から渡されたレーサーミニ四駆仕様に改造されたザウルス(四駆郎の手でエンペラーのシャーシに載せている)でクリムゾンGを駆るタンクローと勝負をし、勝負こそ敗れるが、エンペラーのシャーシに気づいたタンクローが「エンペラーでは勝てない、と伝えてくれ」とアドバイスをする(この時の源太は搭載していたシャーシがエンペラーのものであることに気づいていなかった)。決勝戦ではスーパーエンペラーのシャーシに搭載して出場している。第2部ではネオ・バーニングサンと交換してタンクローのマシンとして使われている。
- ダッシュ02 ネオ・バーニングサン…前述の通り本来はタンクローのマシンだが、ワイルドザウルスと交換して新たなマシンとして使用。
- ダッシュCBW コマンドザウルス…「真ダッシュ四駆郎」に登場したマシン。