概要
物語開始時より14年前に地球圏に襲来し世界各地で破壊を繰り返している、その名の通り正体不明の敵。その正体は異星人ではないかという噂が流れているが、真偽は定かではない。
高い知性をうかがわせる行動もいくつか確認でき、第1話では、ガフランの1機が、AGE-1に撃破された仲間を残骸を残さないように破壊し、証拠隠滅を図る描写がある。また、AGE-1のデータを収取したり、パープルカラーのガフランがなおもAGE-1に攻撃を仕掛けようとする仲間を制して撤退し、コロニーデストロイヤーによる「ノーラ」への直接攻撃へと戦術を変更する。過去の行動パターンから人口密集率が高い地域には出没しないと考えられていたが、「ノーラ」など例外的に出没が確認された地域もある。
機械らしい直線的なデザインを持つ人類側の兵器とは対照的に、生物的な曲面主体の形状を持つ。ディーヴァの艦長・グルーデック・エイノアによれば、UEは潜伏している「巣」は「宇宙要塞アンバット」と呼ばれる、連邦軍が破棄した要塞である事が判明。
ガンダムシリーズにおいては、「ネオ・ジオン」や「デビルガンダム軍団」と並ぶ程直球な勢力名ではあるが、これは現時点でUE側の正確な勢力名が明らかになっていないためでもある。
MS型兵器概要
UEの戦力の中核を担う、MSサイズの機動兵器。腰部にスカート状に折りたたまれた翼と尾のようなパーツを持ち、これらを展開した高速飛行形態への変形機構を持つ。左右の掌にはビームサーベル発生器兼用のビームバルカンが内蔵され、胸部にもビーム兵装を持つ。尾もそれぞれ何らかの武装として機能する。また、各機とも両手の親指と小指が左右対称の長さと形状になっている。非常に堅牢な装甲を持ち、ジェノアスのビームスプレーガンといった従来の通常兵器では傷一つ付けることができない。
さらに、武器を全て無くした状態のMSにも容赦無く止めを刺したことから、劇中では『人間ならあんな酷いことができるはずがない』と、殺人マシーンかエイリアンのように憎まれている（もっとも、過去作ではもっと残虐なことを嬉々としてやらかした人間がたくさんいるのだが……）。
MS型バリエーション
第1部
第2部
戦艦型概要
UEの巨大母艦で、全長は1000m以上にも及ぶ。
三つ又に分かれた艦体が特徴。多数のガフランを護衛に従えている。
ステルスフィールドを展開しており、巨大ながら連邦軍のレーダーやセンサーには一切反応せず、光学迷彩のように姿を消すことも可能。強固な装甲を持ち、MSの特攻でも傷ひとつ負わないほど。
関連タグ
石垣純哉（UEのメカニックデザイナーを担当しているデザイナー）
