プロフィール
人物
3年生でオカルト研究部の部長。メインストーリーでは1章のボスを務める、事実上風紀委員会にとっての最初の敵。ボス戦では部の大切な荷物をガラクタ呼ばわりした主人公に怒り、仲間の部員達をけしかけてくる。
戦闘後は風紀委員会に荷物を没収されることになるが、元々荷物の置き場がなくなり保管場所に困っていたこともあり、没収した荷物の置き場所の提供と管理権を交換条件として、実質主人公に助け舟を出される形で風紀委員会に勧誘される。最初の話ということもあってストーリー上の大敵であるソフトボール部とは関係していない。
口数が少ない上にかなりの小声であるため気弱な印象を受けるが結構頑固な一面もあり、不満や異論があるときはよく頬を膨らませて拗ねる。
オカルト研究部は一見するとそれなりの人数で活動しているが、実は瑠那以外の部員は全員本物の幽霊であり、生きた人間は瑠那しかいない(そのため部員たちは作中で「幽霊部員」と、本来の言葉とは異なった意味を込めて呼ばれている)。1章の時点でほぼその事実が明るみになるが、3章で明確に語られることとなり、これが騒動の発端となる。
幽霊ではあるものの部員たちは皆気が良く、部長である瑠那を慕っているほかキャラストーリーでは主人公に対しても好意的。瑠那も部員達を友人として大切に思っており、降霊術によって霊を呼び出すことは請け負うものの、彼女にしてみれば友達を手に掛けるも同然の行為である除霊を行うことは断固拒否している。
メインストーリーでしっかり出番があったキャラであるにもかかわらず、キャラストとは内容が矛盾していて直接繋がらないと思われる点が少なくなく、例えば幽霊部員の正体はメインストーリーでは上記の通り割と早々に判明するが、瑠那のキャラストではクライマックスで判明し、主人公が仰天している(これについてはしっかりと足が付いていて一見「普通の人間に見えるタイプの幽霊部員」にそれまで会ったことがなかっただけという可能性もあるが)。
また、メインストーリーの初登場では主人公とお互い初対面という雰囲気で接していたが、キャラストにおいては本編の1年前、当時2年生だった瑠那が新入生の部活動勧誘に参加したものの誰からも相手にされなかった中、新入生で唯一声を掛けてくれた主人公を当時から秘かに慕っていたということになっている。
理由は不明だが本作のヒロインの中でも一際イベント出演と新カードの実装に乏しいキャラの1人であり、カードについては最高レアリティのSSRがわずか4枚(2021年8月現在)と、最初から実装されているキャラとしては下から2番目となっている。
後に、2020年3月開催のひな祭りイベント【続・ひな祭りの怪! とある官女の恋歌】でゲストキャラとして初登場(後にメインヒロインに昇格)した藤原ねねを引き取り、オカルト研究部の部員にも加えている(彼女も「生きた人間」とは言い難いが)。同イベントで瑠那の出番はイベント終了後のエンディングパートしかなかった(しかもセリフも極短いものが3、4言のみ)ものの、同時期に行われた「ぼく戦フェスガチャ」でSSR【泡むすめ】が実装されたことで、一応イベント中も特効としての役割が与えられた。ちなみにこのカードが現時点における瑠那の最新バージョンである。
キャラストでは展開の都合上私服姿が一切出てこない数少ないキャラとなっている。ここで見られないことや実装カードが少なすぎる(加えて実装済みのカードでも私服で出てくる機会が少ない)ことから彼女の私服姿を目にする機会はかなり少ないが、その姿はストレートロングの髪をツインテールに変え(服装ごとで髪型を変えるキャラ自体が珍しい)、赤と黒を基調としたへそ出し、肩出し、魅惑の谷間というかなり過激な衣装となっている。初めてSR【年の瀬17】や育成ポイント用HRのカード絵を見た際には驚いた人も多いのではないだろうか?
関連タグ
来栖川芹香-主人公の1年先輩。口数が少なく声が極端に小さい。黒髪ロングでスタイル抜群の美人。部活動がオカルト研究で、活動中には魔女帽子と黒マントを着用。親しくなってからの主人公への依存の強さなど、基本的なキャラ造形についてはほぼ全て合致しており、おそらく直接のモデルと思われる。なお、流石にToHeartシリーズの世界観における来栖川家ほど規格外ではないが、キャラストにおいて瑠那も相応に良いとこのお嬢さんであるらしいことが示唆されている。