プロフィール
人物
特進クラスの2年S組に所属し、ソフトボール部部長を務めるガチレズ。
可愛い女の子が大好きで、その欲求(+独占欲)は留まるところを知らず、「放課後戦争」で体育倉庫や旧体育館(※)を制圧した理由が「汗だくの女の子連れ込んでくんずほぐれつする」からだったり、美鈴の部室に風紀委員が立ち入ったと聞くとソフトボール部員を送り込んで排除させたり、風紀委員会室内で千秋や小春を追い回そうとしたり、茉奈佳の「事後報告」という言葉にいちいち反応したり、あげく教師の香織にすら性的な目線を向けていたりもする有様。
※体育館は明らかにソフトボールをする場所ではないが、姫子いわく「(体育倉庫は陥落してしまったが、すでに勢力圏内の)新体育館は冷暖房完備で風情がない」ため。
メインストーリーでは4章以降に登場しており、非常に重要な存在である。学園征服を目指しており、傘下の部活を次々に風紀委員にけしかけ、自らも風紀委員と対峙し、最終的にはアモンとの取引によって咲希を操ったりもした。しかしその取引の代償として一時は命の危機に陥るが、風紀委員と理事長によりアモンが退治されたため一命をとりとめた。その後、委員の女の子達目当てで風紀委員に加わった。
姫子の風紀委員加入をもって、風紀委員は名実ともに学園の一強となった。
もともとは弱気な性格であり、前籍校では同性愛の趣味が周りに知られ友人を無くした過去を持つ。ところが、茉奈佳との出会いをきっかけに恋心が膨らんでいき、アモンとの取引で「弱気」の心を失いソフトボール部に入部、2年生にして部長にまで上りつめた。そのため姫子は総じて強気な性格で描かれるが、キャラストーリー後半や姫子が主軸となるイベントストーリー「姫子更生計画!? 夏の海って毎年こうだよね…」では姫子の内面にある同性愛者としての葛藤を垣間見る事ができる。
傍若無人な性格として描かれることが多い反面、怒りや欲情に駆られず冷静さを保っているときは意外と気配りや機転が利く一面もあり、2020年5月のイベント【はたらく風紀委員! 貧乏アクマを駆逐せよ!?】では、茉奈佳が隠していた秘密を察し、何も言うことなくそれが周囲にバレないようにフォローしている場面がある。
また、SSR【ラジオ体操】のカードシナリオでは小学生に混ざって主人公と一緒に夏休みのラジオ体操に参加することになるのだが、数日で小学生たちから慕われて「姫子さん」と呼ばれるなどボスのような立場に収まっており、彼女の面倒見の良さや人望の厚さといったリーダーとしての資質が垣間見える。
実は主人公とは女の子の好みや性癖、恋愛観などの趣味の面で通じ合う点がかなり多い似た者同士であり、姫子のキャラストなど一部のストーリーでは主人公と姫子で性癖論議に花を咲かせていることもある。
カードシナリオでは恋人らしい付き合いを楽しんでいる話も勿論あるが、例えばSR【お花見21】では花見に乗じて女の子のミニスカートや生脚の観察を一緒に楽しんでおり、同志や相棒といった趣で描かれることも多い。またその場合のHシーンでは単純な恋人同士の交わりというよりも性的興奮した主人公を鎮めるための性処理という名目で行われることも多く、姫子自身その役割を楽しんでいる様子も見受けられる。総じて姫子ルートでの主人公との関係は中々に名状しがたい複雑で濃いものとなっていると言える。
イベントストーリーでは、栞とのやりとりが半ばお約束と化している。
姫子「あら、新入りさん?いらっしゃい」栞「最初からいたよ!」姫子「冗談よ」
しかしそういったやり取りが長く続いたためか次第に打ち解けて友情を育んでおり、2020年3月のイベント【流星群を追え!星空が繋ぐ想いと願い】では姫子が栞を敵の攻撃から庇って敵の攻撃から庇って見事な連携を見せたり(しかもこれ以降は彼女を「栞さん」と下の名前で呼ぶようになる)、同年7月の【メジャーの季節!?理事長のスリーサイズを暴け!】では栞をソフトボール部に勧誘するまでに気に入り、栞の方もラクロスへ愛着からの姫子の勧誘は断ったものの悪い気はしておらず、主人公や小春が驚くほどに仲の良い様子を見せていた。
そして2021年7月21日開始のイベント【中村栞の憤慨 親友(?)が私にだけセクハラしてくれない件】では栞と共にイベントストーリーの主役を務め、2人の友情について大きく取り上げられている。実は栞に対しては同性愛者としての性欲的な意味での魅力も強く感じていたことが明かされたが、それ以上に親友として彼女を大切に思うあまり、傷付けたり嫌われたりすることを恐れて他の女子に対するようなセクハラを行うことができず内心葛藤していたことが明らかになり、姫子の栞に対する友情は嘘偽りのない本心からの気持ちであることが確定した。
メインストーリーやキャラスト序盤などの話を考えると、姫子が自身の欲求を抑えてまで相手を慮るのはかなり異例である。上記の通り姫子は過去に自分の同性愛趣味が原因で友人を失うという辛い経験をしているため、尚更親友となった栞から嫌われることを恐れたと思われるが、その一方でアモンとの契約によって強気の性格を手に入れたのはそういった恐れや気弱を克服するためでもあったことを考えると、この時点で栞が姫子にとって相当に特別な存在となっていることが窺える。
また、このシナリオにおいて栞からは「姫ちゃん」と呼ばれていることが明かされた。
上記の通り姫子は主人公とは性癖や恋愛観に関して似た者同士である点もかなり多いが、実は恋心や友情によって特別な存在となった栞に対するスタンスについてはある意味対照的となっている。主人公は栞の個別シナリオにおいて彼女に惹かれ始めてからは空回りしながらも栞のために積極的に動き続け、その結果として栞が部活に専念するために風紀委員会を抜けることになってしまったとしても「それが栞の幸せのため」と割り切ることも覚悟していた。一方姫子は上記のイベントにおいて、親友となった栞を失うことを恐れるあまり消極的な対応を行っている。
その一方で、最初はどちらも存在感の薄さ故に栞を軽んじていた(栞ルートの主人公もキャラストの最序盤ではそういう扱いをしてしまっていた)ものの、交流の中で急速に彼女に惹かれていって、最終的に主人公にとっては恋人、姫子にとっては親友として唯一無二の存在となるまでに栞に対して好意を寄せるようになる展開自体は、やはり似通っているとも言える。
「放課後戦争」や風紀委員活動での主な武器はバット。ただ、そのバットは姫子の足よりも太いものでありバットというよりもプロパンガスのボンベのような見た目をしている。
学園一の強豪部・ソフトボール部の部長を務めるだけあってその実力は折り紙つきで、イベントストーリーでは、友理奈の留学中に生徒会室を奪ったのも姫子だったことが明かされている。また、武者修行同好会が風紀委員会室へ道場破りに来た時には一撃で窓の外にぶっ飛ばしてしまった。
主人公のことは「あなた」と呼び、主人公からは「一条」と呼ばれる。主人公と結ばれた後は名前呼びもするようになるが、主人公からは「一条」だったり「姫子」だったりとブレる。
同性愛者が男と結ばれるというわけなので些かアレではあるのだが、あくまで姫子としては「女の子が好き」であっても「男を嫌いになった」わけではないのだと考えた模様。
ソフトボール部
姫子が部長、茉奈佳が副部長を務める部活動。風紀委員の軍門に下るまでは学内最大勢力とされていた。料理部・飼育部などの戦闘的でない文化部や、運動部でもグラウンドを使う陸上部などはソフトボール部という大きな後ろ盾によってその活動場所を維持してきていた。
その他
リリース当初はメインキャラクターに含まれておらず、2018年4月30日から風紀委員(メインキャラクター)に加わった。
たまたまなのか、CVがひめこさん。
関連タグ
雨音りお - 本作内である意味真逆の立場となるキャラ。りおは男性嫌いだが、同性愛者というわけではない。