プロフィール
人物
3年生でソフトボール部の副部長。ポジションはピッチャーで、戦闘時の攻撃ボイスでは「届け、私のデッドボール!」と結構物騒なことを言う。
最高学年ながら部長は後輩の一条姫子に任せており、彼女のフォローに回ることが多い。メインストーリーにおいてソフトボール部は風紀委員会の最大の敵対勢力であるため彼女もかなり出番が多いが、8章で直接戦うことになり、勝利すると投降する形で風紀委員会に加入する。
主人公のことは一貫して「委員長くん」と呼んでいる。
性格は穏やかで優しく、面倒見が良い。ソフトボール部、風紀委員会を問わず多くの後輩から姉や母のように慕われており、主人公に対しては恋仲になる前もなった後もダダ甘な感じで接してくる。その人気故に、SR【ひと休みしよ?】のカードシナリオでは主人公がソフトボール部の部員からヤキモチで敵意を向けられている。
容姿の特徴としては、猫耳や2対のタケノコを思わせるような変わった髪型をしている。後に似た髪型のキャラも出てきているため、劇中世界ではメジャーなのかもしれない。
メインストーリーの時点ではガチレズである姫子の意中の相手であり、ある意味でメインストーリーの戦いの遠因となった存在でもあるが、茉奈佳自身の性的嗜好はいたってノーマルであるため、姫子からの求愛はハッキリと断っている。
しかしそれとは別に姫子のことは後輩としてかなり可愛がっており、メインストーリー10章では姫子を半ば騙す形で窮地に陥れた上級魔族の「アモン」に対して、表面上は笑顔を浮かべながらも強い怒りを向けていた。また姫子のキャラストでも出番が多く、主人公との交流によって生じた姫子の変化を察して喜んでいた。
メインストーリーでは中盤から終盤に掛けて出番が多いものの、茉奈佳個人の背景はほぼ語られず、その実態については彼女のキャラストで明かされる。
実は彼女は父親と2人暮らしの父子家庭であり、親子揃って善人でありながらもいつも不運に見舞われてばかりの不幸体質で、それが災いしてキャラスト開始時点では父が失業中でかなり貧しい生活を送っている。
彼女を慕う後輩たちにはその人柄や人徳からお嬢様という真逆のイメージを抱かれているため、それを壊さないように学園では自身のプライベートについては隠しており、主人公にバレた際には酷く取り乱した。しかしそれを秘密にすることを当然のように約束してくれた主人公に感謝すると同時に、彼を異性として意識し始めるようになる。
父親は当初茉奈佳のキャラスト限定の登場人物だったが、後に2020年5月のイベント【はたらく風紀委員! 貧乏アクマを駆逐せよ!?】にも出演している。ただし、キャラストでも当該イベントでもどちらも「主人公と茉奈佳父は初対面」という設定になっており、時間軸は繋がらない(もっとも、キャラスト後半である前者を認めると茉奈佳と親密であることになってしまうのでそれはそれでイベントの設定に反するのだが)。
ちなみにメインストーリーでの出番が多いため彼女のキャラストはクリア後に即始めても問題なさそうにも思えるが、彼女のキャラストでは高梨心愛、神崎琴葉、緑川ひかりと、メインストーリーでまったく出番がなかったヒロインキャラが結構登場するため、こちらの話を先に見ておいた方が分かりやすくなっている。
性能面では当初から火力重視のアタッカータイプで、姫子と並んで主にレイドイベントにおけるダメージソースとして重宝されていた。