プロフィール
人物
たった一人で文芸部に所属し、部室としての図書室を堅守している三つ編み文学少女。1年B組所属。
自らをワナビと称し、常に創作のアイデアを考えている。ところがその文才は少々異質で、単に部活動で「小説の推敲のために」朗読してたらそれを聞かされた他部員は来なくなり、ついに唯一の部員となったというのが実情。また隣のクラスの千秋によれば、「現国の授業で国語辞典を読み始めたら面白くて止められなくなり、一日中辞書を読んでいた」という伝説を作ったらしい。
酢こんぶと蒸し物が大好物。特に小籠包を好み、執筆作業中はエネルギーを消費するからとよく食べる。
蒸し物好きが高じて部室である図書室に蒸し器を持ち込んでいたが、「本がダメになる」と司書の怒りを買い撤去される。
「放課後戦争」や風紀委員活動での主な武器は、自作小説の朗読。よくわからない言葉が連なる一癖も二癖もある小説はもはや呪詛のような精神攻撃となり、相手を戦闘不能に陥れている。なお、呪詛耐性があるのか瑠那には効かない模様。
主人公のことは「委員長」と呼び、主人公からは「本庄さん」と呼ばれる。2年生である主人公が年下をさん付けで呼ぶこと自体は珍しくないのだが、主人公と結ばれた後も翡翠だけは「委員長」「本庄さん」と呼び合っている(森崎さん、高梨さんの場合は主人公と結ばれるとみやび、心愛と呼び捨てになる)。
上述および後述の通り文芸部をたった一人で守ってきたこともあってか人付き合いが苦手の節が見受けられ、元々社交的な千秋とはそれなりに上手く付き合っている様子だが、そのほかの交友はあまり広くなく、誕生日ボイスの対応キャラも同級生の長岡未来と単発ゲストヒロインとして登場した筒泉侑未の2人しかいない。
また性格面でも、あまりはばからないストレートさがある。例を上げると
- 自作の小説を書きあげたがその朗読を主人公らにやんわり断られると悲しそうにして自暴自棄な発言をしてしまう(主人公が折れて翡翠が朗読を始めた結果、複数の風紀委員や生徒が倒れることになる 2020年花見イベ)
- 委員長が検査入院ということになっているところに裏垢で「あいつ美人に囲まれていたし天罰だな。もげろ。」などという投稿をしていたことを本人にサラっと言ってのける(真矢いわく、その投稿には賛意しか集まらなかったらしい。 2021年バレンタインイベ)
- 主人公以外誰も見ていない状況で堂々とその豊満なおっぱいを机に乗せてダレる(主人公いわく「(レディとして)些か、はしたないのではありますまいか?」 カードストーリー【重いんです】翡翠)
- 先輩である中村栞について、彼女の影の薄さゆえにその存在をきちんと把握できなかったことに申し訳なさを滲ませつつも「そんな姿だから、うっかり気付かなかったんだと思います……」と、責任転嫁に取られかねない発言をしてしまう(2020年七夕イベ。なお翡翠は18年梅雨イベでも栞の影薄扱いに絡んでいる)
など。もちろん変化球の小説を書く一方で、その不思議さや直球さが彼女の魅力の一つとも言える。
文芸部
翡翠の所属する部活動で、部室は図書室を使用している。よりよい部活環境を求めるという放課後戦争的には、「夏は涼しくて冬は暖かく・本もたくさんあり暇つぶしにもってこいで・しかも体力派ではない文化部が使っている」図書室は真っ先に襲撃されてもおかしくないのだが、翡翠の呪詛…もとい推敲作業のおかげで図書室と文芸部は安泰である。
しかし部員はもはや翡翠のみで、香織いわく「来年文芸部に新入生が来なければ廃部の危機」らしい。
…サザエさん時空だから来年は来ないって?気にしないキニシナイ
その他
本作では小春、栞に並ぶ人気キャラクターとして認知されている。周年イベントの人気投票では2年連続で総合1位を獲得した、ぼくらの放課後戦争!の看板キャラクターでもある。