概要
巨大な赤いイカのボスモンスター。だいおうイカよりもはるかに大きいサイズをしている。名前が少し似ているプチアーノンとは、どのような関連性があるのかは不明。
ドラゴンクエストⅧ
初登場作品で、序盤のボスとして登場。
「ポルトリンク」~「船着き場(マイエラ地方方面)」間の航路上に巣食い、ここを通る船を襲撃して人々を困らせていた。主人公一行も、例外なく襲ってきた。
戦闘での行動パターンは、「もえさかるかえん」→「通常攻撃」→「なぎはらい」→「通常攻撃」→「なぎはらい」→「通常攻撃」の繰り返しの完全ローテーション。序盤のボスにしてはかなりの強敵で、こちらのパーティーのHPが100まで満たないときに全員に約30ダメージを与える「もえさかるかえん」を使ってくる上に、攻撃力が63もある。
ポルトリンクの井戸の中にいるしびれくらげ曰く、本来はポルトリンク近海の魔物たちから慕われる心優しい海の親分で「海一番のニュルニュル者である偉大なるボス」と呼ばれていた。しかし、海の上を歩いていたドルマゲスを生意気な奴と思っていて睨んでいたら、逆に睨み返されて呪いをかけられ、身と心を乗っ取られて突然暴れ始めたらしい。主人公に敗北後は正気を取り戻し、一転して腰の低い元の性格に戻る。また、若い頃は芸人を目指していたらしく、戦闘前にそれらしき芸を披露する場面がある。
DQMJシリーズ
『ジョーカー』から登場。
自然系のSランクに属し、プチアーノンと大王イカをそれぞれ二匹ずつ使った四体配合で生み出せる。
『ジョーカー2』では、海岸エリアのボスとして登場。縄張りを侵されたことで苛立ってるのか、主人公に因縁をつけて襲い掛かってくる。
エンディング後は自分がぶっ飛ばしたシャルロット(キストーラが可愛がっていたモーモン)の正体が闘神レオソードだったと知ったときは、狼狽えて「自分と戦ってスカウトしてほしい」と主人公に戦いを挑んだ。
また、海岸エリアの道中にはオセアーノンの足である「ゲソアーノン」が登場している。敵専用のモンスターなので、スカウトや配合で仲間にできない。
以降の続編である『テリワン3D』や『イルルカ』にも登場しているが、『ジョーカー3』にはリストラされてしまい、プロフェッショナル版でも登場しなかった。プチアーノンは出たというのに・・・。
関連タグ
だいおうイカ・・・元祖・巨大なイカモンスター。
プチアーノン・・・オセアーノンの幼生らしい。