概要
毎年正月に放送されている「芸能人格付けチェック」の派生版。正月版同様、MCの強烈のイジリや出演者たちのファインプレーや醜態が好評となっている。
2013年10月4日に初回が放送され、第8弾となる2017年10月まで放送された。
ルール
正月版のような二者択一の問題ではなく、タイトル通りマナーや礼儀作法など、様々なシチュエーションでの対応を行うという形式になっている。
評価は基本的にチェックポイント制(例外あり)となっており、事前に決められたポイントのうち規定数をクリア出来ていれば合格で「常識あり」、出来なければ不合格で「常識なし」となる。ただし、規定数に達しなかった場合でもチェックポイント外での評価点がある場合は、その分を加味して、「常識あり」に(第3弾での平泉成に該当)、逆に規定数に達していても重大な問題行為などがあった場合は「常識なし」となる場合もある(第3弾での哀川翔や梅宮辰夫に該当)。またチェック中に規定点に満たない事が確定したり、重大な違反を行った挑戦者はその時点で問答無用で「常識なし」となり、強制終了する場合もある(第7弾での草笛光子や第8弾の竹内力などに該当)。
チェックを終えた者は他の挑戦者が終わるまで、「常識あり」だった者は「常識あり部屋」で、「常識なし」だった者は「常識なし部屋」で待機させられる。なお、「常識あり部屋」は豪華な造りとなっているが、逆に「常識なし部屋」は廃屋を模した酷い造り(ガラクタや食べ残しが散らばっていたり、更にはチェックが進むと「バーカ」と鳴く鸚鵡が登場したり、椅子が便器になったりと更に酷くなる)になっている。
第1弾は正月版同様、2人1組のチーム戦となっており、各チェック項目ごとに2人のうちどちらかが選出され、審査の結果による「常識あり」・「常識なし」でランクが変動する。
第2弾以降は団体戦となり、挑戦者全員が1チームとなって行い、チェック項目によって全員もしくは選出された代表者数人が挑戦する形式となった。団体戦は連帯責任制となり、「常識クリアライン」と呼ばれる、規定されたノルマの人数以上が「常識あり」と判定されればクリアとなりランクキープ。できなければ失敗で全員がランクダウンとなる。
出演者
司会は正月版同様浜田雅功と朝日放送の女性アナウンサーが担当している。正月版とは違い、伊東四朗は出演していない。
第4弾以前は挑戦者と別に、パネリストが数人出演していたが(俗に言う傍観者〈主に男性芸人や20代の女性グラビアとモデル〉)、挑戦者を評価したりダメ出しを言ったりしていたが、不評だったためか第5弾以降は廃止された。
主な挑戦者
和田アキ子・・・第2、3、5、6弾に出演(第5弾は途中から参戦)した正月版の常連。成績面は標準といった感じ。第3弾での謝罪会見のチェックでは、共演者や多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。第6弾でリベンジとして再び謝罪会見のチェックに挑んだが結果は・・・お察しください
「ワイは…男です!」
梅宮辰夫・・・第2、3弾に出演したご存知Mr.格付け。正月版では毎回不正解を連発し、多くの醜態をさらしている彼だがこちらでも多くのひどい結果を残し、視聴者の笑いを誘っている。しかし、第2弾の入国審査のチェックではほぼ完ぺきにこなし、名誉挽回を果たした。
「リタイア?」
梅沢富美男・・・第2、4、6、8弾に出演。和田同様成績は普通だが、出来ないものに関してはとことんできない。特に第2弾の入国審査のチェックでは非常識もいいとこと言えるべき酷い結果を残した。
「あぁ、3泊4日だよ怒!!」
陣内孝則・・・第2、5、8弾に出演。成績面はあまり良くなく、初登場の第2弾では挑んだチェック全て「常識なし」となった。そのためかあまり期待されていなかったが、第5弾の茶会の作法のチェックを完璧にこなして初の「常識あり」となった。しかし、その後は再び連敗続きに戻ったのは言うまでもない。
「やっと、ちゃんとした自分が出せたかな。」
榊原郁恵・・・第1、2、4弾に出演。挑戦者の中では珍しく無敗を誇っており、視聴者からは「常識版のGACKT」とも呼ばれている。
「バツイチって言っちゃいました!?」
GACKT・・・第7弾の途中から篠田麻里子と共に(篠田は前のチェックを最後に早退した相武紗季との入れ替わりとして)参戦した、ご存知格付けの帝王。正月版同様常識チェック(挑んだのは小鼓、お茶入れ、折り鶴の3つ)でも完璧にこなし、最終的に個人成績51連勝まで伸ばした。しかし他の共演者たち(主に下記のユースケ)が足を引っ張りまくったせいで(事実GACKTが参戦した時点で既に二流芸能人になっていた)次々とランクダウンしていき、最終的には映す価値なしとなった。そのため無敗でありながらも画面から消えてしまうといった悲惨な結果となった(エンディングで浜田から「途中参加だったから仕方ないじゃないですか」とフォローされるも、「僕は何しに来たんですか?」とボヤいていた)。
「もらい事故じゃないですか!!」
三遊亭好楽・・・第6弾に出演した笑点のピンクの人。落語家ということで他の共演者たちからも期待されていたが、本当に落語家なのか疑問に思うほどの酷すぎる結果を残し(唯一クリアしたのが、リコーダーで「ファ」の音を出せただけ)、更には失敗しても反省する様子も無くヘラヘラしていたため、共演者たち(主に梅沢やヒロミ)からは「最低」、「ジジイ」、「クズ」と罵られた。
ユースケ・サンタマリア・・・第7弾に出演。すべてのチェックに挑むもまさかの全敗を喫すという、これまでの挑戦者の中で最も酷い成績を残した。また失敗した際には言い訳したり、「また僕ハメられたんだよこの番組に!」などと文句を言うなどと醜い醜態を見せた(ある意味、先述の好楽以上にクズである)。彼もやはり、共演者(主に泉ピン子やGACKT)たちから集中非難された。
「浜田さん、これオンエアーするんですか?」